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テーマ:山登りは楽しい(12247)
カテゴリ:山の話
Part2の続きである。
視界が開け、南アルプスがその姿をはっきりと見せてくれる。雲海の上にぽっかりと浮かんだ南アルプスの山並みが美しい。しばし見とれる。 そして頂上が近づくにつれ、大きな岩がゴロゴロしだす。歩きづらいが、ここまでくれば気にならない。とにかく一刻も早く頂上にたどり着いて雄大な景色を目にしたい。 一歩一歩足を進めるごとに青空が頭上に広がる。そして頂上らしき姿が目に入る。頂上で休んでいるであろう人の声が聞こえだす。ここでラストスパート。一気に駆け上がる。頂上にたどり着くと目に飛び込んできたのがこの光景だ。 頂上に着くまでは編笠山の北側はまったく見えなかったので、権現岳や赤岳の雄姿が余計に神々しく思える。しばらくその景色の前に立ちつくした。 観音平から約2時間30分の楽しい山歩きだった。 そして頂上でしばし休憩をするうちに、富士に笠がかかりだした。 名残惜しいがそろそろ下山に取り掛かる。まずは北方面に青年小屋を目指す。青年小屋までは20分ほど。ここに着いた時は富士はだいぶ雲に覆われていた。 青年小屋から押出川までは平坦な巻き道となる。のんびりと紅葉を愛でながら進んだ。押手川からは一気の下り。押手川あたりからはまた雲の中に逆戻り。遠望のきかない霧の中の歩きだ。休憩をはさまずノンストップで観音平まで降りた。 観音平に到着したのは12時過ぎ。休憩を含めて約4時間30分の山旅だった。大満足の山歩きだった。 帰りはお気に入りの「韮崎旭温泉」に立ち寄り汗を流し、湯の中で今日の素晴らしい山行を振り返った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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