１９４７年、 ロサンゼルス市内の空き地で、腰から切断された 若い女の死体が発見された
被害者は女優志望の女。
世界一有名な死体になった彼女を、 人はこう呼んだー
ブラック・ダリア
『ブラック・ダリア』
２００６年 アメリカ
監督・・・ブライアン・デ・パルマ
原作・・・ジェイムズ・エルロイ
製作・・・アート・リンソン、アヴィ・ラーナー、モシュ・ディアマント、ルディ・コーエン
出演・・・ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー 他
【STORY】
共に、元ボクサーとしての経歴を持つロサンジェルス市警の名物コンビ、バッキー・ブライカート（ジョシュ・ハートネット）とリー・ブランチャード（アーロン・エッカート）。
リーには美しい同棲相手ケイ・レイク（スカーレット・ヨハンソン）がいたが、いつしか彼らは３人で行動を共にするようになっていた。
そんなある日、腰から切断された若い女性の死体が発見される。やがて被害者の身元が、女優を目指してマサチューセッツからやって来たエリザベス・ショート（ミア・カーシュナー）という女性と判明する。
マスコミは彼女を“ブラック・ダリア”と呼び大きく報じる。
一方リーは、この事件に異常なほどの執着を見せ、捜査に夢中になっていく・・・。
ためらいつつ捜査に参加するバッキーは、聞き込みの途中、謎めいた大富豪の娘マデリン・リンスコット（ヒラリー・スワンク）と出会う。
すでに鑑賞された方のご意見では～期待しすぎた・・・という意見が多かったので～
あまり期待せず～（笑）鑑賞しました。
この事件そのものを知らなかったので～ そこだけは少し予習をして臨みました。
ストーリーは、２人の刑事の出会い そしてボクシングシーンから 始まり～
バッキーの視点から描かれ～語られていきます。
問題の死体の登場までが結構長いかなぁ～ 謎の女、マデリン登場までは更に長く感じました。 でも、このフクザツなストーリーを語るうえでは 仕方ないかな・・・
ジョシュくんは～前に観た『シン・シティ』でも、すごく美味しい役で（笑） 今回もよかったです。
いつの間にか こういう役が合うようになったのね～なんて思ってしまった。
スーパーマンでも名前が挙がってただけあって～いい体してました。
ボクサー役の為～かなり体作りしたみたいです。 認知症の父を抱えて～苦悩する表情もよかったです～
アーロン・エッカートは残念ながら～なじみのない役者さんで・・・
けど～どっかで見たことあるな～という印象で～ 演技は上手なのですが～実は最後まで、あまり顔を覚えられなかった（汗）
スカーレットは～～～う～ん。 彼女にはもっと期待してたんですよね。
だって予告やなんかでも、かなり煽ってあるし～ あのBDの傷も思わせぶりだし・・・
けど 意外と地味でした。濡れ場もそんなになかったし～（R指定は彼女のせいかと思ったら 違ったみたいです） 先日の『マッチポイント』の方が絶対ステキでした。
今考えてみると～彼女の役割は～私達の目を向けさせる・・・そんな役柄だったのかな？
それに比べて～ヒラリー・スワンク・・・彼女は凄かった！
多分役作りの為に～痩せたのでしょうね～ 『ミリオンダラー・ベイビー』の時とは大違い～
（あの作品と比べるのは 無理がありますね 笑）
ジョシュくんも、あれでは誘惑されちゃうわ。。。 最後まで～謎めいた美女でした・・・
なんせ、登場人物が多いので～大変でしたが・・・
私はいつになく～人物相関図がすぐ頭に浮かびました～～～ こんなこと珍しい～
ラストの犯人などは～相変わらず分からず・・・最後まで騙されてましたが～（爆）
こういう本当の事件を元にストーリーを作る・・・というので～
すぐに思い浮かぶのが～ジョニーの『フロムヘル』 あれも実在の“切り裂きジャック”のお話でした。 今回もトーンは似てましたね。
画面全体が暗く～沈んだ雰囲気で・・・その中で～スカーレットだけがブロンドで明るい色の服を着ているのですが～これも意図して・・なんでしょうね。
そこだけがちょっと違うかな？ラストも希望があるというか・・・
私的には～結構面白かったです。
ただ～最近いい作品に出会いすぎてて・・・比べると・・・う～～～ん
マリー的星評価・・・★★★（映画としては 嫌いじゃないです～）
おまけ＊＊＊＊＊
今日観た予告～ 『マリー・アントワネット』が、すご～～く面白そうだった！！！
あんなにコメディーっぽいとは知らなかった～～～
