pure breath★マリーの映画館

　　　　　　３７歳から、ある日突然１７歳に！

　　　　人生２度目のハイスクール・ライフが、彼にくれたものとは・・・？





『セブンティーン・アゲイン』

監督・・・バー・スティアーズ
脚本・・・ジェイソン・フィラルディ
出演・・・ザック・エフロン、レスリー・マン、トーマス・レノン、ミシェル・トラクテンバーグ、マシュー・ペリー　他



　　　　　　　　　　　　　　　　【解説】

負け組みとして人生を甘んじて受け入れていた30代の男が、バスケットボールのスター選手だった17歳のころの姿に戻って人生をやり直そうと奮起する姿を描くコメディー・ドラマ。
『17歳の処方箋』のバー・スティアーズ監督が持ち味のクールな視線で人生のセカンド・チャンスを手に入れた落ちこぼれ男の“再青春”を追いかける。
17歳の姿だが中身は30過ぎの男を演じた、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンの好演も、共感を誘う。



　　　　　　　　　　　　　　　　【STORY】

高校バスケットボール部のスター選手、マイク・オドネル（ザック・エフロン）は、大学のスカウトが見守る大事な試合を投げ出し、恋人・スカーレットの元へと向かった。そう、彼女にマイクの赤ちゃんが出来たことが発覚したのだった。
それから20年、マイク（マシュー・ペリー）の栄光の日々は過去のものとなり、スカーレットとの結婚は破綻し、会社では昇進から外され、思春期の子供たちからは負け犬呼ばわり・・・。

そんなマイクは、高校時代からの親友で、ソフト開発が成功し大金持ちになったネッド（トーマス・レノン）の家に転がり込む。が、ある日突然、マイクは17歳に戻ってしまう！
これで人生をやり直せるはずが、外見は17歳でも、30いくつのオヤジの態度は現代の高校生にはダサ過ぎて・・・。









鑑賞予定には入れてなかったのですが～、TVに出てたザックがとてもいい子で（笑）好感が持てて～
ストーリーにも惹かれたので観に行きました。



コレ、面白かった～♪
笑って笑って～最後は泣かされちゃった！



映画雑誌で、ジョニーを抜いて１位になったって？
今まで何気に見てたけど～そこまで魅力あったかな～と半信半疑だったけど・・・
確かにキュート！（もちろんジョニーの域に達しては　いないけど～まだまだですが。）




彼の魅力全開の映画でした。
外見はイケてるし、キュートなのに、言うことはなんかオヤジ臭いっていうギャップに笑いました。

娘や息子と同じハイスクールに通いだして、親の知らなかった彼らのいろんな面を知るトコなど　身につまされる～というか、自分の知らない子供の世界。
それは決して楽しいだけじゃない、辛い現実もあったりして・・・
親としても考えさせられた。。。



そして、夫婦の関係というか
過去ばかり振り返り（過去の栄光だけにすがって生きてるような）、妻に愛想をつかされていて、妻はきちんと前を向いて、自分の道を歩き出そうとしているのにそれも分からない。

１７歳の自分になって、初めて分かったこと。
それは大きな１歩に繋がるのです。




なんだかね・・・
背景は全然違うのだけど、このストーリーも結婚して２０年。
私もちょうどそのぐらい。

夫婦の関係や難しい年頃の子供たちなど、共感できる部分もたくさんあって（苦笑）
ファンタジー・コメディのはずなのに
いっぱい考えたり、涙が出たり・・・
笑っちゃうでしょ？

でも　感動したの。。。







ザック・エフロンは、ただのアイドルスターではないかも・・・と思える演技でした。
外見は若者なのに～中身はくたびれてるおじさん・・・
難しい役を演じきってました。
繊細な表情もいいね～。
彼のうるうるとした瞳を見ていると～母性本能くすぐられ～～～（笑）

妻なんだけど～今は友達の母という立場、その彼女に想いを寄せて（って本当は夫婦なんだから）
キスしちゃうシーンもドキドキしちゃった（ちょっと自分に重ねてみた　爆）




　　　↑　　妻といいカンジ・・・（知らない人が見たら、熟女好き　爆）
　　　　　　彼女が造園家になるべくデザインして造ったお庭、ステキでした♪　







３７歳になったザックを演じるのはマシュー・ペリー。　　　
彼ってこんなにイケてなかったっけ？（汗）
もう少しザックに似てる方がよかったかな～とも思えるけど
コメディのセンスはさすがだし～楽しくてよかった。





親友役の彼トーマス・レノンが又、超・超・超、面白くて・・・
『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』が大好きなオタク青年（中年？）
彼の映画ネタも私のツボ。

彼が好きになったハイスクールの校長先生と“エルフ語”で会話するシーンは１人で大爆笑してました～。






印象的だったのは、娘マギー役のミシェル・トラクテンバーグかな？
個性的な雰囲気のある女優さんで、好みでした。



　　
　　↑　娘もザック（父なのにぃ～）を好きになっちゃって・・・笑








まぁ～この作品はザックを堪能する映画でもあり～
彼のバスケ、ダンスシーン、＋キラキラとした瞳にときめく映画。

＆　私のように、“夫婦”というものをちょっと考えてみたい方にオススメかな？（笑）






マリー的お気に入り度　・・・　★★★★★★★★★☆　（ザック可愛かったから、ちょっと甘め～♪）

マリー的涙度数　・・・　★★★★☆　（結構泣いた）