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カテゴリ:日本の作家 上記以外のた行
★★★
樹海に抱かれた村で暮らす大輝は、ある日、金色の毛をした不思議な生き物と出合う。 ルークと名付けて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてきて……。「樹海」と「サンカ」をテーマに、鬼才が読者を神々の世界に誘う、表題作を含む4編を収録。 金色の獣、彼方に向かう 2011年11月発行 双葉社 269p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 稀代の物語作家が紡ぐ、古より潜む“在らざるもの”たちの咆哮4編。傑作ダークファンタジー。 【目次】(「BOOK」データベースより) 異神千夜/風天孔参り/森の神、夢に還る/金色の獣、彼方に向かう 感想 ★★★ 「金色の獣」を共通とする四短編。 異国の巫女が連れてきた獣、 超常現象を引起こす獣、 森の守りの獣、 少年に千里眼を与える獣。 人の醜さ弱さを暴きながらも美しく幻想的。 森や山の中にはまだまだ 未知の生き物がいるのかもしれない、とふと思う。 四つのお話は つながっているようでつながっていないようで。 その微妙な感じがよかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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