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カテゴリ:本の感想(新書のみ)
○選挙報道
著者:小栗 泉 中公新書ラクレ 選挙報道 公平・中立とは何であろうか。 この言葉を隠れ蓑に、メディアは政治に対して何を言わんとしているのか、今後何を言うべきなのかについて記載されている本です。 将来的には、メディアが支持政党を明らかにする日を著者は望んでいるようです。 現在の自民・民主の二大政党制への大きな流れを背景に、アメリカ大統領の選挙戦ではテレビ等のメディアが支持政党を明らかにしながら報道をしていく姿勢を紹介し、日本でもアメリカと同様のことを行えるのではないかという筆者の主張が書かれています。 なんとなくは各メディアのイデオロギーはわかっているような気がしますが、それを明確に主張しているメディアは現状ではない状態です。 しかし各メディアは、自分たちのバックグラウンドを放送や活字にしているので、それを読み手は読み解く必要があるのではないかと思っています。 来月の選挙に向けて、政治に関する本を何冊か読んでみたいと思ってます。 「『不偏不党』は営利主義の口実という言葉は印象的でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月25日 10時57分45秒
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