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2005年09月06日
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カテゴリ:野球
今日からセリーグの首位攻防戦が始まる。中日が詰めるのか?阪神が踏ん張るのか?非常に楽しみである。

しかし最近の話題は、星野仙一氏の巨人監督就任についてが紙面を割いているようだ。(関東圏だけだと思うが)

やはり、この問題について述べねばなるまい。

結論から言うと、星野氏が巨人の監督をすることには反対である。勿論、巨人に外部の血が入ることに反対している訳ではない。むしろ澱んだ巨人の体質を変えるためにはアウトブリードしかあるまい。だがその役は星野氏には勤まらないであろう。星野氏が優秀な監督であることは認めるが、巨人を根本から変える力はない。

「何言ってるんだ!あの阪神を優勝させたんだぞ!」というお叱りを受けるかもしれないが、私の考えでは阪神を優勝に導いたのは星野氏ではないのだ。星野氏は総仕上げをしたに過ぎない。阪神は今日現在も優勝を争っている強いチームとなった。その下地を作ったのは実は野村克也氏である。

「何言ってるんだ!ノムラは3年連続最下位だぞ!」というお叱りを受けるかもしれないが、野村氏の3年があってこその現在の阪神である。もし監督だけの力で阪神が優勝したのであれば、現在優勝を争うことはできていないはずだ。オーナーに直訴して、補強の考え方を改めさせた。若手中心のチーム作りを目指した。このような我慢の時を経て、阪神は優勝を争うチームに返り咲いたのだ。

だが、野村氏が監督を続けていても優勝はできなかったのではないか?

「何言ってるんだ!オマエの話はわからん!」というお叱りを受けるかもしれないが、そこにこそ今回の問題の本質がある。

それがチームと監督との相性である。

野村氏がヤクルトの監督に就任した時、「1年目に種をまき、2年目に水をやり、3年目に花を咲かせる。」という言葉を述べた。この言葉に我々ファンは、「もう何年でも待ちますから優勝させて下さい。」と思ったものだ。当時のヤクルトファンは優勝争いとは縁遠かったので結構我慢強かったのだ。球団上層部も割と監督に理解があった。野村氏の言葉を信じた結果、優勝の美酒に幾度となく酔う事ができた。

阪神はどうか?言うまでもなく阪神ファンは強烈。野村氏が就任時に「阪神の改革には5~10年かかる。」と言っていたのにそんな事はあっという間に忘れ、勝てない将に苛立った。結局、志半ばで阪神を追われ戦犯扱いとなった。

長くなったが、つまり野村氏にはチームごと飲み込む(ファンを含む)カリスマはない。ヤクルトのようなファンも上層部ものんびりしたチームでこそ力を存分に発揮できるのだ。

野村氏の作った土台で、圧倒的カリスマを持つ星野氏が指揮を取ることで阪神はついに強いチーム+アルファの力を持つに至った。

今の巨人にポンと星野氏を乗っけただけでは強い巨人は戻っては来ない。誰でもいい、3~5年チームを下地から立て直すまで我慢しなければならない。

星野氏に監督を要請するなら、最後の仕上げだけやってもらう時だけに限る。

巨人上層部は、ようやく指導者の重要性に気付いたが、未だに事の本質は見えていない。






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最終更新日  2005年09月06日 19時06分36秒
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