ちりとてちん外伝 まいご3兄弟 2
まいご3兄弟1の続き「賭けますか?きつねうどん。静まり返るような話を僕ができるかどうか」(四草)「父親の顔を知りません。妾の子。父親は京都の呉服屋の主人。小学校の頃、呉服屋が倒産。母親に育ててもらった」(四草)「入門志願の時と違う」(小草若)「あん時は同情されたくなかった。強くて優しくて立派な母親。昼夜働いて大学凸。必死こいて勉強しました。大手の商社に就職決まって、きつねうどんに5枚も油揚げのせてくれて。収賄は日常茶飯事。上司に責任押し付けられてクビに。母親はショックで寝込んだ。僕は1人ぼっち。涙かくすために目の前にあった天狗座凸。草若師匠が『算段の平兵衛』。人を信じるのをやめよう。平兵衛のように卑劣な算段をして悪びれずに生きていこうと決断した。シーンとしましたね」(四草)「天国のお母さんも喜んでんで」(草原)「ガオォ~~~~!(号泣)」(小草若)九郎凸。「忍、お前が忍か?」(九郎)「そうですけど」(四草)「スミマセンスミマセン。店がつぶれて逃げるしかなかった。みんな路頭に迷わせて・・・。あちこちの町を転々として、たどりついたんが安曇川やった。呉服屋で扱ってた扇子の骨を作ってた。謝りたかった。会えて嬉しい」(九郎)「お父さんに声かけてあげ」(草原)「ウソなんです。人から聞いた話を自分に置きかえただけです」(四草)「なんでそんなこと」(草原)「賭けに勝ちたかったからですよ。延陽伯に忍いうお客凸で・・・」(四草) 「なんで人の不幸を賭けのネタにできんねん」(小草若)「ボンボンですね」(四草)「お前こそ甘えてるんちゃうんけ?お前とは付き合いとうなかった。10年経っても得体のしれん奴。扇子の骨→扇骨、馬の骨→四草」(小草若)「うまいこと言いますね。小草若兄さんのくせに」(四草)四草扇子の骨を投げつける。作業場。「スミマセンスミマセン。ぬか喜びさせてしもて」(四草)「座んなさい」(ちえ子)「もう1人の忍君の人生の方がましやと思うたんです。貧しかったかもしれんけど母親と2人で助けおうて生きてきた。」(四草)「先代夫婦がのうなって、先代の言うとおりちえ子とケコーン。ちえ子は出戻りいうのを気にしてな。気使うちえ子に何をしてやれるかと思うたら、コツコツ扇骨を作るしかない」(九郎)「コツコツ扇骨。僕には守らなあかんもんがない。足元がぐらぐらして。師匠はみんなの師匠やし、小草若兄さんの父親、平兵衛は状況わかってないし」(四草)「平兵衛?」(ちえ子)「九官鳥です。誰にでもふるさとがあるって五木ひろしは言う。僕には帰る場所がない」(四草)12時凸。「ハッピバースディ ディア四草~♪」(草原&小草若)「今年は四草の入門10周年。今年の誕生日は盛大にって計画してた」(草原)「みんな寝床で待っててくれてはった」(小草若)「寝床をキャンセルした」(草原)「師匠はお前が入門した年のワイン買うて待ってはった。ぶち壊し」(小草若)「忍、おいてきぼりにしてすまなんだ。安心した。お前が生まれてきたことを祝うてくれる人に囲まれてる。あんたが私の息子やったらそない言うたるとこや」(九郎)サントラ14 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!「・・・」(四草)翌朝。「弟弟子がうそついてスミマセンスミマセン」(草原)「あれ全部作り話や。ああでも言わんと静にしてくれへんやろ」(九郎)「あ、それ骨折ってしもて。いただいてもよろしいですか?」(草原)車。「馬の骨→四草、骨→小草若」(四草)「延陽伯寄ってええですか?もう1人の忍君のことわかるかもしれません」(四草)「ええで」(草原)「骨だけか?オレは徒然亭の出がらしか」(小草若)←ワロタ四草会。「延陽伯凸。ちょうど忍君が昼食凸。3人はすぐに安曇川凸しようと。お父さんが扇骨作って待ってはんねんで」(草々)「私は今、軟骨定食を待ってます」(草々)控え室。四草が扇子を見て高座凸。 白扇子7.5寸25間 花田のきつねうどん 一人前×5パック [花田製麺所]和歌山県有田市 ハロウィン、 クリスマス、 忘年会、 パーティに最適!変装かつら 超アフロヘアー 黒 【コス...