カテゴリ:観戦記(湯郷ベル)
今年最初で最後の湯郷ベルの桃スタ開催ゲーム、湯郷ベル-伊賀FCくノ一。 12時半くらいのスタジアムに到着しましたが、スタンドの開放はメインスタンドのみ。あまりにもスタンドが閑散として拍子抜けしました。5000人くらいはと期待していたんだけど、岡山では、まだまだ、サッカーに対する関心は低いようです。 桃スタのメインスタンドは8,220席あり、私の感覚では、ざっと1000人くらいで、通常の美作スタジアムのゲームと同じくらいに感じましたが、RSKテレビのニュースでは、「2,500人を超えるサポーター」と言っていたので、私的には2000人とします。(笑) 高い使用料を払って、せっかくの全国レベルのゲームが岡山市内で観戦できるわけで、普段からベルについては山陽新聞が大きく取り上げてくれているんだけど、今日のゲームについては、金曜日のスポーツ面に普通に載っていただけで、もっと「桃スタ開催(無料)」を強力にPRしてほしかったです。県の副知事や美作市長も観戦されていたのに。 ただ、このあたりは、マスコミに責任があるのではなく、仕掛ける側の問題なんでしょうけど。 伊賀FC戦は、4/30に美作であり、1-3と湯郷ベルが完敗して、今日はリベンジの一戦。 試合開始前には、選手のインタビュー(録音)が場内流れ、スタメン発表では、スコアボードに選手の顔写真まで映し出さ、場内アナウンスで盛り上げてくれて、さらにベルのサポーターグループ(約10名)のコールに合わせて、スタンド全体から手拍子が起こるなど、雰囲気はいい感じ。 伊賀FCサポも、2~3人くらいでしたが、大きな声で強力にサポートされていました。 13時キックオフ。いきなり、伊賀FCに右サイドを突破され、センタリングのボールがファーサイドに流れたところをヘディングで押し込まれて、いきなりの失点。1分もたっていなかったような気がする。 前半は、両サイドを好きなように抜かれ、ボールをゴール前に入れられ、ピンチの連続。キーパーが孤軍奮闘といった感じ。 湯郷も宮間の足元にボールが収まると、チャンスになり、何度か中学生FW加戸にパスが送られるけれど、シュートまで至らない。両サイドから崩すという攻撃はほとんどなく、狭いエリアでの中央突破が多かったですね。 ハーフタイムは、入場者プレゼント抽選会。入場無料で、至れり尽くせりです。 当選番号は、900番台までしか、なかったような気がするんですが・・・。 後半は、湯郷ベルが風上に変わって、湯郷ペースに。 カウンター攻撃で、何度もチャンスを迎えるんだけど、決定機にシュートが打てない。 ゴール前でのシュートチャンスで、勝負せずに、横パスになる場面が何度も・・・。 しかし、選手交代でFWに中田投入で、さらに湯郷のリズムになり、得点の匂いがしてきて、中田、宮間、加戸が果敢にゴールを狙うもあと一歩。 逆に、カウンター攻撃を受け、後半30分くらいに失点。湯郷の選手がひとり、転んでいたスキをつかれていまいました。 結局、このまま0-2で終了。暑い中、最後の最後まで、懸命に選手はボールを追いかけて足は止まっていませんでした。 ベルの選手達には、スタンドからは、温かく、大きな拍手が送られていました。これが勝利の祝福の拍手なら、どんなにいいんだろうか・・・。 前回のゲームより、随分と差が縮まった感はああるけれど、伊賀FCのスピード&球際は、まだまだ、一枚も二枚も上手です。 しかし、宮間の抜群のテクニック、中田のスピード、加戸の運動量と、キラリとひかるものもたくさんあり、最後まであきらめない姿が、ここまで、地道にサポーターを増やしてきたんだと実感できます。 L1には、東京電力、日本テレビなど、大企業をバックにしたチームもたくさんありますが、岡山県北の小さな町で、地元企業で働きながら、全国の強豪チーム相手に戦っている彼女たちを、もっともっと、県民をあげてサポートしていかないといけませんね。 しかし、これで私の岡山チームの2005年の観戦結果は、次の通りです。ふぅ~。 湯郷ベル 0勝2敗 三菱水島FC 0勝3敗 ファジアーノ 0勝1敗 三菱水島FCも、7月に桃スタで2試合あるけど、どれくらいお客さんが集まるか、不安です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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