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さて、昨日ユータさんより「損切りについては、どうお考えですか?」とご質問を頂きましたので本日の日記で書きたいと思います(*^_^*)
私は基本的には損切りはほとんど行いません。昨日の日記で取り上げた『めざせ投資賢者「十勝一敗でも損する」心に勝つ』にも書いてあるように、私も「損するのは嫌い」だからです!(笑) 勝てる投資家は共通して基本的に「損切りが上手」と言うのが挙げられます。また、それが投資する上でのセオリーになっていますし、以前ZAiに掲載された時の記事にも1億円以上の資産を作った方は「損切りを徹底している人が多い」との記載もありました。 確かに予想外に株価が反対に動いた時に「損失を最小限に」するのを考えれば一定の幅での損切りをするのは一理あると思います。また「損失は最小限に、利益は最大限に」するのが利益を最大化するための方法だとも思いますので、それを考えると損切りを上手に行うもの大切な事だとは思っています。でも実際にはほとんど損切りしてないのはなぜか・・・ 私は株を始めてからの5年間で試行錯誤している時期は大体5%位下がったら損切りしている感じでした。損切りの幅をその位に設定していたわけではなく「下落局面にある良い銘柄を見つけて買う→下落局面での購入なので買ってすぐ上がるわけがなく続落する→2週間くらいすると他に良い銘柄を見つけて買いたくなり、些少の下落をしている銘柄を売却して、他の銘柄に乗り換える→その銘柄も下落局面にあるので続落する→etc・・・」と言った展開でした。結局損切りが連鎖していて悪循環に陥っていました。 企業の内容が良くても、その時の市場の状態で10~20%位は株価が下押しするケースはザラにあります。また、内容の良い・割安な銘柄は自分で努力して勉強すれば発掘できますが、どのタイミングで上がるか見極める能力は私にはありませんので些少の幅での損切りは逆に痛手を広げてしまう事にもなります。上手な損切りをして他の銘柄に乗り換えたとしても、その乗り換えた銘柄が上がる保証もないですし。 なので私は基本的には「株価が下がった」のみでは損切りする事はないですね。ただ「前提となる条件と大幅に異なった場合」には状況によっては損切りする場合もあります。具体的には「収益拡大の予測に大きく反して予測が低下した場合」と言った所です。「増益予測をしていた銘柄が今期横這い程度で来期以降の成長が見込める程度」ならば持続しますが、「増益予想→大幅減益へと転じた場合」や「今後数年間の成長が見込めなくなった」など投資の前提としている「収益の拡大」「収益基盤の拡大」の予測を誤った場合などです。 まあ、優待狙いの銘柄で予測が外れることはありますが、そのケースはポートフォリオ全体への影響も限定的なので放置状態にしていることが多いですが(笑)。でも、準主力レベル以上で当初の予測が外れた場合には影響も大きいので損切りも考えるようにはしています。幸いなことにここ10年間くらいは準主力以上の銘柄で予測と大きく外れたことは無いですし、せいぜい予想に未達で多少下落していて些少の損切りをした程度なので恵まれていたと思います(^_^)v やはり私の投資スタイルだと損失を発生させないためには「企業の適正価値」の算定をするのは必至だと思います。企業の実態価値よりも市場に連動して動く銘柄やチャートを指標にして売買するようなやり方ならばあまり必要ないかもしれませんが、私の場合は無名の割安な銘柄を主体に投資しているのでやはり「企業価値」の算定は必要になりますし、「それに対する割安度」を考えて投資していく感じですね。「企業の適正価値」をきちんと押さえておけば株価が下落しても更に割安度が大きくなるのでナンピン買いに入れますし、その状況で数年経って株価低迷&成長が持続していれば更に割安度は増しますし、その歪が解消される局面では予想以上に上昇することもあります。 短期間に投資の成果を求めるのならば私のやり方は「失格」になるのだと思いますが、目先的な成果はどうでもよく(笑)、「5年後・10年後の投資成果がどうなっているか」を考えているので「今のやり方+これからの市場に対応する」のを前提として行きたいと思います(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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