会社更生法
前職の時代に公共工事をやっていて2次業者として工事を行っていた。ある月末に元請け会社さんが会社更生法の申請を行ったために支払手形がすべて現金にならない状況になったのと先月締めの入金がされない経験をした。ついこの前に新東名の新設工事を行っているM社さんが現金の入金予定日をすっかりずれ込んだので何度も督促をしてようやく120万円ほどの工事に入金があった。あとから聞いたのだけど、いろんな関係業者からは、そのM社さんは支払いトラブルが多いことや、リース料を全額支払ってもらていないことが発覚した。そのあとに20万円ほどの追加の工事の依頼を受けたのだが、さすがに施工前に現金でないと工事を行わないということで工事を請け負った。先日のこと、その会社は、会社更生法にもできない状況となった通知のFAXが流れてきた。M社さんの機従業員は、解雇、工事の継続している技術者のみが残すと記載した内容であった。建設業が、倒産した時代は、バブル経済のおりに不動産投資を過剰にした会社さんなどで聴いたところだが、倒産に至る建設業者がいるなんてと思った。大儲けなんていい話もないし、東京オリンピックの景気でさえ何も感じない時代となっているけど、いまの経済どうなっているんだろうか?