|
カテゴリ:南米(ブラジル)
3月にブラジル出張に行った時のお話の続き。
サンパウロでの仕事が終わり、続いてヒオ・グランデ・ド・スル州のカシアス・ド・スルという街へと場所を移して仕事することになった。 イタリア移民が多い、のどかな地方都市。幸いなことに(意図的に?)週末を挟んだので、 車をチャーターして郊外のワイナリーを訪ねることにした。 まずは市内観光。中心部にある大聖堂を見学。 青い空に大理石の白が映えるなあ。 土曜日なので教会は静か。 ずんずん中へ入っていくと、天井画が広がる。 おお、ブラジルにもなかなかの書き手がいるんだなあ。 さて車で高速道路を走ること40分ぐらいでブドウ畑が広がってくる。 イタリア移民は100年以上昔にここに来て葡萄栽培に適したこの土地に植民した。 ブラジルワインはチリワインに比べると日本での知名度は低い。 いいものは国内で消費されていて海外に出るものが少ないそうな。 美人ガイドの案内でぐるりと工場見学した後ワイナリーで試飲してみる。 渋みが少なく飲みやすい。うん、悪くない。美女を眺めると一層美味しい(笑) ジャングルを切り開き葡萄の苗を植えて大きく育てるまで時間がかかったろうに… 移民の苦労が偲ばれる。この照りつける太陽の下一生懸命開墾したんだなあ。 酔い覚ましとタバコを吸う為にワイナリーの庭園をぶらぶら。 何故か池に鯉らしきものがいる。橋を渡った対岸には祠があり、マリア像があった。 あ、黒人のマリアだ。農業奴隷として連れて来られた黒人のためのものだろうか? しかし、この地方は殆どが白人だ。何故にこの像が???聞くべき人もあたりにいない。 (ま、ポル語はしゃべれないので意思の疎通は出来ないが…) 別のワイナリーではゴクラクチョウカに出会えた。 おお、生ゴクラクチョウカ、派手だなあ。花は自生地の方が生き生きしてみえる。 昼間っからつまみなしでワインを飲みまくったので少々へべれけになってしまったが、気分良くホテルへ戻った。翌日の日曜日朝の便で再びサンパウロに戻った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[南米(ブラジル)] カテゴリの最新記事
|