|
|
|
2018.07.09
カテゴリ：W杯
昨日起きたら晴れ間がのぞいていて、今日は晴天。すっかり盛夏です。梅雨開け宣言も出ました
ただ、気分の重い梅雨明けです。先週の半ばに雨は分かっていて、こちらでも「よく降る」と書いたのですが、こんなにも酷くなるとは 私はかつて地方勤務をしていたこともあり、広島、岡山にも多くの知り合いがいます。今も付き合いの深い方々とは順次連絡がとれましたが、口々に「大変だ」「知人が…」でした 今日からは夏日が続くそうです。こんな環境での30度超えはかえって大変 そんなことを考えると日記の更新も、なかなか気が進みませんでした  本来は試合ごとに書いていきたかったのですが、上記の理由で更新できず、準々決勝をまとめて書いていきます フランスとウルグアイは注目カードのひとつでしたが、フランスの完勝で終わりました。強力FWを擁しているため攻撃のチームだと思われがちなウルグアイですが、基本は守備のチームです。手堅く守って後は世界的FWが効率よく得点するパターンで安定した試合運びを続けてきたのですが、FWの両翼の一人カバーニが、やはり故障で準々決勝に間に合わず、スアレスはシュートすら打てずに終わりました。守備で活路を開くチームが先制されると苦しい。フランスも守備が固いので、先制した後は余裕の試合運びとなりました ブラジルとベルギーもやはり注目カード、というかベスト8で最もアツいと予想された試合で、期待通りの大熱戦となりました。ご存じの通り、ベルギーがブラジルを下したわけですが、驚いたのはベルギーの戦い方です。常にルカク一人のワントップで戦っていたものをアザールを前に上げたツートップに変更。これによってブラジルは2人を両翼でマークせざるを得なくなり、サイドからの攻撃がかなり失われました。ベルギーって攻撃陣は超豪華、GKも超豪華ながら、守備陣がカンパニを除くと不安で、これまでの戦い方は守備には少々目をつぶっても圧倒的な個の攻撃力で相手を倒す、というものでしたが、この日ばかりは全く逆の発想で守備に重きを置いてきた。相手がブラジルだというのもあるのでしょうが、明らかに日本戦の反省というか、日本戦で得たものを注力してきたと思われます またツートップを中心としたカウンターも見事。元々、高さでは圧倒的に勝っていたため、ゴール前のセットプレーを狙っていたのでしょうが、オウンゴールでまんまと先制すると、鮮やかすぎるカウンターから2点目。相手CKのこぼれ球からで、段取りは若干違うにしても日本戦をほうふつとさせるものでした 前線では日本戦と同じくアザールが凄かった。ボールを持つと止められないですからね。ブラジルも1対1では止められず、1対1となった場合はファウルで止めるだけになっていました。試合終盤で、その度にベルギーは貴重な時間潰しを行うことに成功。この功績は本当に大きかった。ブラジルの選手が止められないのでは日本の選手も止められないよね、と妙な納得をした方も多かったのではないでしょうか ブラジルは後半、猛攻に出たものの1点を返すだけにとどまり、ベルギーの厚い壁を崩しきれませんでした。高さで勝てないのは分かっているため、あの手この手で攻めましたが、最後のゴールラインは超えられませんでした。ブラジルにとって敗戦理由のひとつになったのはネイマールが倒れてもアザールほどファウルをとってもらえなかったことだと私は思っています。そもそも相手チームから徹底的にマークされるネイマールは、ファウルを受ける回数がハンパないのですが、この試合ではいつもより少なかった印象です。これは今大会から導入されたビデオ判定によるものが大きい。主審がＰＫと判断したものが取り消されたりしたことで、リフリーのネイマールへの判定が辛口になったことは否めません。決勝トーナメントのブラジル戦でも、大げさに痛がっている場面が繰り返し映像で紹介され、すっかり「役者」にされてしまいました。ジャッジを見る限り、一連の出来事が主審に与えた影響は大きいと思わざるを得ません。ネイマールが倒れてもレフリーはそのまま試合を流していました。これってデカいですよね それにしてもベルギーの監督は戦略家というより、むしろ何もしない人、との評価ばかりだったのですが、随分と見方が変わりました 残る２試合は、明日更新させていただきます お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.07.09 19:56:52
コメント(0) | コメントを書く |
|
