テーマ:癌(3513)
カテゴリ:父の肺ガン闘病記
本日退院予定だった父。
私もそのツモリで、午前の仕事を終え、帰宅すれば父が家に居るモノと思って帰ったんですが。 あれ・・・いない・・・。 迎えに行っているであろう母は、普通に家にいるし どうやら、退院が延期になってしまったモヨウ ドチラにしても、酸素吸入はまだ外せなくて 在宅での酸素吸入を予定していて、ソレでもなんとか退院出来るハズだったんですが 今度は血液検査の結果があまりよくなく、貧血気味なのだそうで 明日、再度検査をして、必要であれば再び輸血をするコトになったようです。 というコトで、最低でもあと2日ホドは、マタ入院生活の父 一応、ケーキは作ったんですケド。 というのも、明後日は母の職場の社長夫人がお誕生日だそうで そのお誕生日ケーキを頼まれたってワケなんですが。 父のケーキもついでだろっって言われればそうとも言うんですけれども でも、父はクリスマスケーキを食べてないワケですから喜んでくれるハズです。 早く退院して、食べれるといいんですけどね。 体調としては、食欲も出てケーキなら食べれそうと言っていたし だいぶ味覚も戻ってきているようで、いい傾向なんですが タダ、長い入院生活のせいか、最近はよくイライラしています 今までなら、もっと優しい口調で話していたようなコトでも スグにキレます あとで「しまった。」と思うんですが、コッチもソレでイラッとしてしまいます フト、私も闘病当時、そんなだったのかな~と反省しつつ でも、ソコまでじゃなかっただろ。なんて自己防衛してみたりして。 しかし、彼に「おめぇもそうじゃったわ」と言われ ソレを、耐えてきてくれた彼に、改めて感謝をしつつ 彼を見習わねばと思いつつ。 でも、やっぱり彼のようにはなれなくて 心の中で父に謝るダケで、口には出せなくて・・・。 素直になれない、心の狭い自分にもイラッとする今日このゴロ・・・。 病気って、時に体ダケでなく心まで蝕んでいくモノ。 感染症ではないから、病気は感染しませんが 心は、周りにまで伝染していってしまうから残酷です・・・。 だからこそ、支えるべき私達家族が、心をシッカリ持っていなければならないのに 耐え切れなくて、目を反らして、何より残酷なのは私だ・・・。 私の病気発覚当時、父は私を殺しました。 娘である私が2つもガンになり、その辛さに耐え切れず ソレから目を反らし、私はもう死んだと思うコトで、自分の気持ちを保っていたのです。 そうすれば、もし万が一私にもしものコトがあっても 覚悟が出来るから・・・と。 助かれば、嬉しさが倍増するから・・・と。 当時の私には辛かった。 言い方を変えれば、ソレダケ父は苦しみ、悲しんでくれたワケですが でも、どうして私が死ぬコトを考えるのか?親にダケは信じていて欲しかった。 例え私が余命宣告をされたとしても、我が子には奇跡が起きると、 何があっても大丈夫なのだと信じていて欲しかった。 だから実は、私の病気を境に、父へ不信感を抱くようになっていました。 でも、今の私はその時の父と同じじゃないか・・・。 父が死ぬコトは考えていませんが、でも現実から目を反らしているのは同じです。 タダ、やはり父に優しく出来ないのは、 その当時のコトが未だにひっかかっているからというのも事実です。 もっと心を広く持っていたい。強くありたい。 そんなコトを思うクリスマスイヴでした ■プロフィール記入にご協力お願い致します。 「足跡」pageへ ↓ ↑ ↑ ポチポチッとクリックお願い致します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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