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カテゴリ:サルデーニャの青い風
昔から、布が使われる場面が多いみたいね。 一生を通して布に込められるメッセージが沢山あるみたい。 そういう意味でヨーロッパは「布の文化」なんだなー‥ と、思ったの。 織物美術館に入ると、私達を先ず出迎えるのは、 葬儀の場面で使われる布の数々。 死者を包むのは、本人が生前愛用していた布であったり、 敷物や、参列者の被り物など、悲しみの場面の布々。 やはり黒っぽいドッシリした布です。 中に進むにつれ、 結婚する時のため、母や娘たちが十年以上かけて準備する 白や生成りの寝具やクロス類。 生まれてくる赤ちゃんのために名前を入れたオクルミも。 レース状に織ったり、手の込んだ刺繍を施したり 華やかでそして、軽やかな感じです。 日本のツヅラのような「チェスト風モノ入れ」カバーは 家紋が入ったり、家柄を象徴するためにも当時は必需品 だったそうです。 祭りの山車が通過するときには、家々の窓やテラスに 布を垂らして出迎えるというあたりも、スペインの教会 の行事と同じです。 日本の草木染めのように、自然の花や樹液や虫で糸を 色染めして織る絨毯は、イスラムの影響を受けたと思われる 模様もずいぶんありました。 生活の隅々にまで及んで使われていた布。 そういった意味では日本は「紙の文化」なんじゃないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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機織機は日本のもさほど変らないですね。
布を織るという文化はどこから来たのでしょう。 日本には中国から来たそうですね。 中国の機織機は日本のと同じでした。♪ (2006年01月22日 15時09分26秒)
oknawa で最近、うーじ(さとうきび)染め
が、アール。 (2006年01月22日 21時49分58秒)
布、はたおり(機織=漢字ダイジョブ?)って
力いるよね?僕の妻は力仕事が出来ない 心臓病だから、。 だけど、沖縄の機織みたいなの、すごい 興味あるみたい。 頑張ってね! (2006年01月24日 00時11分07秒) |