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カテゴリ:どんなもんだい秦野シティ
秦野・上大槻の風景 夏、真っ盛りの今日この頃ですが、 「八朔聴虫」を、ご存じですか? 秋の虫の声を楽しむ「聴き虫」のことなんです。 虫の声の話だなんて、気が早いわね~と言われそうですが、 八朔(はっさく)とは、8月1日のこと。 ただし、旧暦の8月1日は、 今の暦だと9月の半ばくらいになるわけ。 虫の声の大合唱までには、もう少しかかりそうです。 私の暮らす団地下の田んぼでは、 「虫追い」という地元の行事があります。 「下大槻百八炬火」(しもおおつきひゃくはったい) 秦野・下大槻にある婦人会の御輿 稲作の虫害を防ぐための伝統行事です。 あぜ道に並べた藁の山に火がつけられ、 焔の揺らめく中を御輿や行列が練り歩いて、 最後は、ひとがたに火をつけて悪疫退散を願います。 下大槻地区の夏祭りに作る「焼きびん」 下大槻地区のお菓子「焼きびん」は 夏祭りのとき、各家で一升ほど焼いて 親戚に配られたそうです。 伝統の行事と食べ物は、 「ハレの日のお祭り」と結びついているんですね。 夜の闇に飛び散る火の粉。 秦野には、火の祭りが多い。 いつの時代にも豊作を願う人々の思いがありました‥。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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