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多文庫の間まで

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Illimone

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2012.12.19
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カテゴリ:書評
ここのところ本を読む時間は微々たるものです。

でも写真集や絵の描き方の実用書は別ですが..泣き笑い

1年、365日。終わるの早いですよね。

さて、この本ですが昭和46年のハヤカワ・SF・シリーズの中の1冊。

定価270円。当時としてはかなり高い値段だと思います。

ロッテのガーナやブラックの板チョコが50円したかしないか?

菓子パンが25円から30円に値上がりして..。初めてコーラ飲んだのも

そのころです。そろそろ本題に入らねば...。

ターザンはSF文庫特別版です。どこ読んでも科学でも化学でもない。

とにかく、アフリカのジャングルでたくましすぎるほどたくましく育った

パワフルな青年で、イギリス人貴族でもあり..。アフリカ原住民ワジリ族の

族長でもあり、ジャングルの王です。武部さんの挿絵もありますが

当方のイメージでは、新日本プロレスのランス・アーチャー(203cm)です。

このストーリーの面白いところは、一見無敵に見えるターザンを執拗に

付けねらう強敵がいる事です。海での遭難シーンやジャングルでの

場面などバローズの筆が冴えているのか訳者の想像力が勝っているのか!

読んでてわくわく、はらはらです。

そして、アフリカのとある秘境に女王が君臨する黄金の都があって..。

こんな面白い話そんなに転がってません..。ちょっと書き散らかしてるって

感じもしますけどね。世界一頼もしい男だターザンは!
ターザンの復讐





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Last updated  2012.12.19 17:54:27
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