江戸川乱歩著 妖怪博士
少年探偵団はポプラ社のシリーズをそれなりに持っています。この度の本は、光文社の物です。この年代の本はなかなか今手に入れるのは難しそうです。コレクターが手放すのを待つ?
子供向け,いや児童書は大体がボロボロになるので捨てられるのが普通だと思います。中には物凄く汚いものや破れてたりページが無かったりします。この本も爪楊枝でページの間のお菓子のカスをかき出しながら読む事になりましたが、内容は面白いです。挿し絵画家の名前が無いのが残念です。乱歩先生の言葉の使い方がとても丁寧なのでビックリです。
昭和23年の初版本です。定価は90円。文章は、旧カナで旧漢字です。当時の子供たちはこの本を読んでいたわけですから大したものだと思います。