観葉植物サンセべリア(サンスベリア、とらのお)の育て方、増やし方、水やり
サンセべリア(サンスベリア、とらのお)の育て方、増やし方、水やり●サンセべリアの概要サンセベリアはサンセベリア、または、とらのおと呼ばれ、アフリカ(ナイジェリア・コンゴ民主共和国)の乾燥地帯が原産地の観葉植物です。トラのしっぽに似ているから、とらのおと呼ばれるのかどうか、よくわかりませんが、個人的には剣のように見えますけどね。ソードなんとかとか、なんとかナイフとか、そんな名前はないようですけど。見た目は結構個性的ですね。●サンセべリアの育て方基本的に温かいところでないと育ちません。寒い場所は苦手です。まず、すでに鉢植えになっているものがホームセンターなどで販売されていますから、それをお買い求めになるのがよろしいでしょう。室内の日の直接あたらない場所に置くといいです。水遣りは週に1度ほどでいいです。鉢の土の表面が乾いたら水をあげてください。6月ごろから新芽がでてきます。お住まいの地域にもよりますが、10月~11月上旬までは週に1度の水遣りをしていれば、順調に観葉植物として楽しめます。楽しめるというのは、目で眺めるという意味です。植物の葉は大きく成長したものは成長が止まるようで新芽以外は目に見える形での成長はほとんどないため、成長を目で見て楽しむというものではなく、すでに成長しきった緑を見て楽しむという楽しみ方になります。11月中旬以降は急激に寒くなります。寒くなりますと、根が水分を吸収しなくなり、根腐れをおこしますので、この時期からは水遣りを一切ひかえます。そして、そのままの状態で春になります。3月に入ってから、温かくなりましたら、週に1度の水遣りを再開します。そして、6月になりますと、また新芽が成長しはじめます。すでに成長したはとおなじ根から、また、地下茎でつながって、別な場所から、土の中から新芽が出てくることもあります。ポトスと比較すると、育て方、管理の仕方は若干、難しいかもしれないですね。ポトスよりもデリケートです。水遣りの調整不足なのか、葉がふにゃっとして、折れ曲がることがありますね。新芽の場合はある程度、水遣りで持ち直すのですが、新芽でない葉は持ち直しが効かないようですね。細かく様子を見ながら管理の仕方を調整する必要がありますね。気候、生育環境にも向き、不向きがあるので、そのあたりも考えなければなりませんね。●サンセべリアの水やり上記にもありますが、週1回ほど、土が乾いたらあげてください。比較的乾燥には強いですが、それでも土が乾いたと思ったらあげてください。あまりに水やりをしないと葉が黄色くなり、部分的に枯れてきます。水の受け皿には水を残さないようにしてください。根腐れの原因となります。鉢底に植物用不織布をしき、ゴムブロックなどで底上げをし、鉢底に水をためて水遣りをしてもいいですね。ホームセンターなどで販売しています。●サンセべリアの増やし方(葉ざし)葉を10センチほどに切り、切り口を乾燥させます。春に土に植えます。しばらくすると定着し、また、新株として成長していきます。切り口が乾燥して、枯れてしまう場合も割合としては多くあるので、少し難しいです。私もあまり上手くできず、少ししか成功しないです。●サンセべリアの肥料通常の観葉植物用の固形肥料でいいです。ポトスと同じで、たばこの有害物質を吸収し、根から土壌に放出し、土壌の微生物が分解するという能力に優れているそうですね。10年ほど前ですか、ポトスとともに有名になった気がします。●サンセべリアの育て方の補足ポトスよりも高温が好きなのか、寒い地域での育てには向かない気がします。千葉県北西部在住ですが、夏は暑く、冬は寒く、寒暖の差が激しいようなので、特に冬の管理には注意したほうがいいですね。室外での育て方はわかりません。室外に出したとこはありません。以前にポトスを夏場に外に出しましたら、葉の水分が蒸発したのか、真っ黒になり、半分くらい枯れてしまいましたのでサンセべリアも外に出す勇気がありません。観葉植物の直射日光の当たり具合には注意が必要です。といいますか、日常的に室外に出したことはないのですが、雨の日にベランダに出して、雨水を水遣りにしようとして室外に出したことがあるのですが、その時でしょうかね、ダンゴムシ?または他の虫が鉢に入り込み、数日後には葉が食べられて穴が開いてしまいました。虫がいることは知らなかったので、それ以降は室外に出さないようにしました。害虫等には注意してください。そして、葉の面積が多いので、埃がたまりやすいです。週1~月1ほど、雑巾などで葉を拭きましょう。埃をとらないと光合成の妨げになります。サンセベリア(サンスベリア)角陶器鉢 6号 BOTALIFEサンセベリアの関連商品の価格比較一覧です●サンセベリアと節約観葉植物ポトスの回にも書きましたが、空気をきれいにする能力があると書きました。たばこに含まれる有害物質を吸収し、根から放出し、土の中の微生物が分解すると。実際はサンスベリアという植物が分解するわけではなく微生物が分解するらしいです。推測ですが、水をはった花瓶で根を入れて水耕栽培にしても、水に微生物が発生しますから、これらの微生物が分解すると考えられます。では空気清浄という観点から生活に有用かつお得な観葉植物なのかというと、目には見えないレベルなので、表現にも困りますが、何とも言えないですね。理論上は有用だといえますが、なんせ目に見えてというか数字で表現しても、体感に苦しむレベルなのかもしれませんね。というわけで、空気清浄器の変わりになるようなお得感、空気清浄器を買い、電気で動かし、空気清浄を行うという状態にはなりそうもないので、サンスベリアという観葉植物を使っての節約生活には目に見えての成果をあげることは難しい。