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テーマ:風邪。(862)
カテゴリ:健康・ダイエット
みなさん、こんにちは。
今年のクリスマスイブは我が家で静かに迎えました。 皆さんのクリスマスイブはどうでしたか? さて、ガンが発熱によって自然治癒するということが、医師の間でも徐々に知られていきました。 そして自然治癒する患者さんの症状をよ~く観察すると・・・・・・ 発熱、痛み、関節の腫れなどの不快な症状を呈していたのです。 これを総称して傍腫瘍症候群(パラネオプラスティク・シンドローム)といいます。 発熱や関節痛、神経痛などの後にガンが自然縮退する現象です。 ガン細胞を実際に攻撃するのは、白血球(NK,胸腺外分化T細胞、傷害性T細胞、B細胞)。 この白血球がガン細胞を攻撃するときには、必ず炎症反応が伴います(これは感染症でも同じ)。 炎症反応とは、発熱、痛み、腫れ、それに伴う不快感がセットです。 もう少し詳しく説明しましょう。 この炎症反応の時はリラックスの自律神経である副交感神経が急激に刺激されます。 何のために? これは炎症部分にどんどん白血球を供給するために、血管を拡張して血の流れをよくするためです。 (逆に緊張すると交感神経が刺激されて、血管が縮みます。顔が真っ青になるのも、それによって血の流れが悪くなったため。) この神経が急激に刺激されると、プロスタグランジン、アセチルコリン、ヒスタミン、セロトニン、ロイコトリエンなどの物質を出します。 これらの物質が痛みや発熱、疼痛を引き起こすのです。 病院に来院される人たちは、痛み・発熱をとって欲しいという動機で来られます。 病を自然治癒に向かわせる説明をしても、馬耳東風・・・・・・ 下手をすると、そのときに納得したフリをして、陰で「薬を出さなかった」と悪口を言われます・・・・・・・。 しかし、その痛み、発熱などを抑えようと、痛み止めや解熱剤を飲むとどうなるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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