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2016年09月11日
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カテゴリ:音楽
「愛の苦悩─17世紀イタリア・スペインの音楽─」と銘打った、スペイン・バロックの歌姫、ラケル・アンドゥエサのコンサート(東京・王子ホール、6月7日)を録画で堪能する機会に恵まれました。伴奏を受け持ったのはテオルボのヘスス・フェルナンデス・バエナとバロック・ギターのピエール・ピツル。



思い起こせば今年の1月、最近のヨーロッパでの古楽演奏会の1つとしてFM放送で流れた彼女のコンサート(バエナとのデュオ)を聴いて、ブログでも「バエナとのコンビで是非日本でも演奏を披露してほしいもの」と書きましたが、迂闊にもそれから半年もしないうちにこの二人(+ギター奏者)の来日コンサートが実現していたとは知りませんでした。

招聘元のアレグロミュージックのウェブサイトによると、この来日公演が実現したきっかけは、彼女自身が昨年(2015年)2月にこの会社にメールで連絡してきたことで、それからあれよあれよと言う間に公演が決まったようです。通常はこういう「売り込み」が実際の招聘につながることはほとんどない、ということで、それだけ彼女の歌唱が強烈なインパクトを持っていたということでしょう。

録画とはいえ、そのライブ映像を眼前にすると、FM放送での声だけでなく、身振りや表情も含めた(オペラ的な)音楽表現をも楽しむことができます。今回のレパートリーは彼女らが得意とする17世紀の作品が中心ですが、結構音域が広いのが印象的です。じっくり聴いてみると、彼女の声質は思ったより複雑で、低音部ではややハスキーなところもあることに気づきました(後で見たチラシの謳い文句にもそうあります)。一方で、その高音部はやはりすっと抜けるような清澄感があり、エマ・カークビーを思い起こさせるものがあります。

ところで、この演奏会でアンドゥエサの歌唱に劣らず印象的だったのがバエナとピツルの演奏です。亭主はハープシコードにハマって以来、同じような響きを持つリュート族の楽器にもただならぬ親近感(執着)を持つようになりましたが、彼らの楽器捌きを眺めていると実にクールで格好よく、そこから紡がれるサウンド共々嘆声措く能わずといった状態でした。(本当は亭主もテオルボを始めてみたいところですが、いまのところは夢のまた夢です。)





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最終更新日  2016年09月11日 17時19分10秒
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