月夜ばかりじゃないわよ！

娘がダンナの実家に電話を掛けました。
おじ～ちゃんに電話をしてと言われていたので、彼女は花粉症で鼻をずるずるしながらも一生懸命に話しました。
義母：「はい。笑福亭（仮名）です。どちら様？」
娘：「おばあちゃん？わたしよわたし」
鼻をぐずぐずしている娘が泣いているように聞こえたのでしょうか、義母が答えました。
義母：「どうしたの？なんで泣いているの？」
娘：「なに？おじ～ちゃんいる？」
義母：「おじ～ちゃんはいませんよ。」
娘：「え～？どこ？」
義母：「天国よ！知ってるでしょう？昨日亡くなったの、残念でした("￣д￣)けっ!。」
義母はガチャンと電話を切ってしまったようです。
娘：「・・・・(´～｀*)う～ん？」
わたし：「おじ～ちゃん何だって？」
娘：「天国だって」
わたし：「はぁ？何言ってるのバカ！」
娘：「だっておば～ちゃんがおじ～ちゃんは死んだって・・・」
わたし：「(゜ロ゜;)エェッ!?　まさか！」
そんなバカな・・・ありえません。
なにかのまちがいだわ。
確かめるためにダンナの実家に電話を掛けてみました。
何度かけても呼び出し音が虚しく響くだけでした。
ええ～～どうしてだれもでないのよ～～。
まさか本当に義父が亡くなっていて今お通夜の準備でわたわたしているとか・・・(^_^;)
でも、それなら連絡があるはずだわ。
あぁどうしよう・・・そうだ！喪服どうしたっけ？
あれって１０年ぐらい前のだからまだ着れるかしら？
・・・無理・・・絶対無理だ・・・
連絡がつかないので頭の中はパニックです。
ウロウロ・・・ソワソワ・・・
２時間後・・・・もう一度電話をかけてみました。
わたし：「(ﾟ◇ﾟ ;)アッ!!!　もしもし？お義母さん？」
義母：「・・・・・・」
わたし：「お義母さん？」
義母：「どちら様？」
わたし：「なに言ってるの？アメトリンよ！大丈夫？」
義母：「あら～～アメちゃんだったの？どうしたの？」
わたし：「どうしたのって・・・お義父さんは？」
義母：「ん？もう寝てるわよ～～。それより聞いてよ～～。さっきね、オレオレ詐欺から電話が掛かってきたのよ！」
わたし：「ぇ━━(*´･д･)━━!!!　そうなの？さっきから何度も電話したんですよ。」
義母：「ごめんね～～またオレオレ詐欺だったら怖いから電話線を外していたのよ」
わたし：「そうなの？でも、お義父さんは元気なのね？」
義母：「元気よ～なんで？」
わたし：「だってさっき娘が電話したらお義父さんが亡くなったって・・・」
義母：「(゜ロ゜;)エェッ!?　　もしかしてさっきの電話って・・・孫だったの？」
わたし：「はい？」
義母：「電話口でなんか泣いてるみたいだったからてっきりオレオレ詐欺だと・・・」
わたし：「Σ(=ﾟωﾟ=；) ﾏｼﾞ!？孫の声を忘れたんですかぁ？」
義母：「いや～～なんか違う声に聞こえたのよ。わたしわたしって言っていたし・・・ヾ(＠^▽^＠)ノわははは」
_|￣|○ｶﾞｯｸﾘ･･　信じられない・・・まじかよ・・・
何年も会っていない孫ならいざ知らず、毎週のように会っているのに・・・
はぁ・・・。。。。(((( TωT)トボトボ