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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2019.12.07
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​​床屋さん、いつもの床屋さんに先日出かけた。

もう、83才になります。

ご主人様が、先日亡くなった。

優しいオヤジさんだった。

「はとみさん、カレー食べて行くか?」とか、

「トウモロコシ食べてけよ~」とか、

「お茶とお饅頭、どうだい?」などなど

いつも、散髪が終わると、
「ごはん」を食べていました。

そんな気さくなご夫婦でした。

もちろん、お葬式にも、参列しました。

「涙、涙、涙」です。


昭和62年から、通っている床屋さんです。


その床屋のばぁさんが、

「はとみさん、もう限界だ。近いうちに、店を閉店する予定だ。

 お客様のお蔭で、ここまで頑張ってこれた。

  子供2人も恵まれ、孫もいる。


   もう、限界だ。他の床屋に行ってくれ。


   今日は、3770円のところ、3700円で、いいよ。

   70円サービスするよ。ドライヤーも使わないし、

   これが、最後かもしれないからね。」と涙を流しながら

  言います。




たった70円でも、感動した。

アパレルの20%、30%割引きは、歓迎されないが、

床屋さんのサービス額70円に感動しました。

割引の理由を述べる。​​

理由があるから、お客様は、嬉しくなる。

先日、うどん屋さんに行ったら、

「今日は、15周年記念なんだよ。

煮込み定食850円を800円にするよ。



はとみさん、50円値引きするよ。」と言われました。



コンサルタントの先生が言います。
「割引する理由を述べる。」

「これが、大切だよ。」と教えてくれました。




金額が大きい、小さいではない。

「値引きする理由が明確だと、気持ちが、良くなる。

  しかも、予想もしていなかったことだったので、感動もひとしおだった。」





商店街でも

お店を閉めるとか、後継者がいないので、もう限界だ。


・・・・・・という声を数多く聞きます。





弊社はチェーンストア理論で、会社が大きくなった。


でも、その理論が、通用しないと平成15年ごろから、感じるようになりました。


掛け算の法則や、大量仕入れの理論が、通用しなくなってきました。


個店主義を取り入れながら、


微調整を図る。




まとめ


床屋さんのばぁさんのことが、大好きです。

口が悪いのが、欠点。

でも、寂しくなる。

平成15年ごろから、髪の毛が少なくなって

「ばぁさん、髪の毛へってきたから、
  きょうは、30%割引か?」と笑いながら、言うと


「中途半端に、ハゲていると、手間がかかる。

  逆に割増し料金が欲しいぐらいだ。」と笑いながら、言われたのを

 懐かしく思います。


私は、アパレルメーカーに5年半お世話になりましたが、

小売業に転身して本当に、良かったと思います。

「お客様の顔が分かる店」



引き続き、よろしくお願い致します。



















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最終更新日  2019.12.07 14:19:33
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