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カテゴリ:新聞
(前回のエントリーでまとめるつもりでしたが、一万文字を越えてしまいましたので、分割しました。
小学校の英語 「必須化の必要なし」は正論(北国新聞) 伊吹文明文部科学相が次期学習指導要領に盛り込まれる見通しの小学校五年生以上の英語必修化について、「必須化する必要は全くない。まず美しい日本語が書けないのに、外国の言葉をやってもだめだ」と述べたのは、まさしく正論である。基礎学力の低下が懸念されるなか、英語教育に貴重な授業時間を割く余裕はない。伊吹文相の言う通り、国語や算数などの基礎学力、特に国語教育の充実に当てるべきだろう。 全国の九割以上の小学校は現在でも、何らかの形で英語教育を取り入れている。多くは「総合学習」の時間を使って月一回程度、英語に親しむ程度だが、小学校の段階ではこれで十分ではないか。 例外的に、金沢市と黒部市は「英語教育特区」として、小学生に本格的な英語教育を実施している。必須化の背景には、熱心に英語教育に取り組む地域と、そうでない地域の子どもに学力の格差がつくことを気にする声もあるようだが、金沢市などでの英語教育はまだ始まったばかりであり、子どもたちの学力に、どの程度の効果を上げているか、まだよく分かっていない。これから数年かけて詳細なデータを取り、客観的な評価をしたうえで、英語必修化を再検討すればよいだろう。 中央教育審議会の外国語専門部会がまとめた報告書では、小学校の英語教育は、中学、高校での英語学習の素地をつくると評価し、五、六年生で週一回程度、共通の内容を教えることが妥当と提言している。英語は欠かすことのできない国際語であり、習得するのは早ければ早いほどいいという考え方が根底にある。 確かに英語だけを考えれば、そうかもしれないが、小学校は基礎学力をつける時期である。その貴重な時間を英語教育にまで振り分け、英語力が多少向上したとしても、国語や算数などの基礎学力が落ちるようならゆゆしきことになる。小学生が身に付けるべき教科の優先順位を考えると、英語よりまず国語の充実をという声が出るのは当然である。 文科省が実施した市民からの意見募集では、英語必修化に消極的な意見が約四割を占めたという。伊吹文相の慎重論を後押しする声は、相当多いはずである。 国語は国であり、文化です。私の様に、禄に日本語が使えない様な人を作るのは可哀想ですよ。昨今、外食に言っても接客される事に腹が立つ事が多々有ります。声が小さい、丁寧語が使えない、態度が悪い・・・英語学ぶ前に、色々やる事がある。そういう事です。 楽天ブログ★アクセスランキング 登録してみました。クリックしてくれると、励みになります。 宜しくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月29日 14時41分29秒
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