NOVELS ROOM

なんか変な所に出たなぁ・・・。
ま、いっか。どうせぼくは影を伝って、何処へでも移動できるんだし。
しっかし、ホントにここ何処だろう？
すっごくつまんなそうなとこなんだけど・・・。
こらー！つまんなそうとか言うなぁあああ！！
うわ！何だよ脅かすんじゃないよ！！影刺し！！

―サクッ

あれ・・・体が動かない・・・。
当然さ！ぼくが精製するこの「影刺し」が他人の影に刺さると、ぼくが解除しない限り動くことはできないのさ！！
って、誰かと思ったら、あんたかよ。
誰かと思ったら闇夜丸君じゃないか。どうしてここに？
影という影を転々としてたら、ここについちゃったのさ。
ほう、そうか。とりあえず、影刺しを抜いてくれ。
えーなんでさー。
すげぇ・・・拒否られた。
おい、そこのクソガキ。調子こいてないで、抜いてやれよ。
え？何？今何て言った？
「クソガキ」って言ったんだよ。僕の獲物なんだから独り占めは許さないよ。
「クソガキ」だって？馬鹿にするなよ？
馬鹿にしてないだろ。「クソガキ」は「クソガキ」何だから・・・。
そうかい・・・じゃ、いいや・・・死ね。
（眼の色が変わった・・・そして、何だあのおぞましい生き物は・・・別に倒せないわけじゃない奴だとは思うけど・・・。）
よくわかんないけど、あんたみたいなクソガキに負ける気なんてないから。
つーか、何このシリアス？


★ちょっとだけ続いちゃったりするｗｗｗ