テーマ:経済(1442)
カテゴリ:ニュースから
11月8日には元野村証券社長の田淵義久氏が亡くなったというニュースありました(91歳)。 バブル期の経済の大波の当事者だった方の死去のニュースに、 そして、11月11日の朝刊には「ベネッセ(ホールディングス)がMBOで上場廃止」のニュースがありました。 少子化の波もコロナ感染リスクがその波をさらに大きくしたように思います。 教育出版会社だけでなく小中学校だけでなく高校大学も生徒数が減って淘汰される時代です。 コロナ前のデーターでも中小企業が設立から倒産まで30年間の生存率は5年で15%、10年で6・3%、20年で0.4%、30年で0.021%でした。 大会社でも継続するのは難しい時代ですね。 バブル崩壊、リーマンショック、そしてコロナなど時代の波に飲み込まれていった大会社も数知れない気がします。 世界で200年継続の会社は5千数百社中で、その半分以上3千社以上が日本企業と言うことです。 最近は庭の花の植替え時にaudibleで池井戸潤氏作品の朗読を聞いています。 時代の波やアクシデントにも企業を継続させるために奮闘する人々の話。 作業しながら聞くaudiblleでは前まで肩の凝らない小説も何作品か聞いていましたが、最近は江戸時代の小説や、テレビドラマでも観る気になれない肩の凝りそうな池井戸作品を聞いていて、日本人の自分の役割に対する真摯な生き方が実感できました。 世界の長寿会社の6割近くが日本企業という理由がわかるような気がします。 「企業」は個人の私物でなく公的なもの、多くの人の人生がかかっているから、 継続させるために全知全能、時間や体力の限りを使って奮闘するのですね(きっと) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.12 09:39:40
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