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テーマ:鉄道(22072)
カテゴリ:鉄道
今日は休暇を取って、大宮にある『鉄道博物館』へ行ってきました。
鉄道好きのくせに、4年前の開館以来初めての訪問。 しばらく大混雑が報じられていたので足がなかなか近づかなかったのと、 狭山からさほど離れていないので「いつでも行ける」という感覚も手伝い、 「そのうちに平日に休みを取って出かけようか」と思っていました。 すると鉄道には興味のないヨメさんが「行ってみたい」と言いだし、 それなら、ということで実行に移すことに。 たまたま大宮経由で大学に通っている長男が、 今日は午前中で授業が終わるというので、大宮駅で合流し、 3人で博物館へ。 「博物館は大宮にある」とはいえ、大宮駅からは1kmばかり離れています。 たまたま東北・上越新幹線が開業したときに地元への還元で作られた 『ニューシャトル』(東京・お台場を走る『ゆりかもめ』のような電車)に乗って 1駅目が鉄道博物館の最寄り駅になっているので、1駅分乗車。 改札を抜けて博物館入り口まで向かう間、 数字や記号などが刻印されたタイルが敷かれています。 これ、鉄道ファンなら「おっ」と反応するシロモノでして、 時刻表を模したタイルなんです。 東北新幹線が開業したときや、東北新幹線が八戸まで達したときなど、 いくつかの主なダイヤ改正時の列車時刻を忠実に表していました。 博物館入り口にはD51型SLのモニュメント。 本物の蒸気機関車をカットして展示してありました。 このモニュメントの左手にメインエントランスがあります。 チケットは、SuicaやPASMOといったICカードで支払いが可能。 画面上で大人or小人バナーにタッチして ICカードをかざすと、入場OKの情報がカードに書き込まれ、 自動改札でそのカードをかざして入場するしくみ。 本物の駅の改札みたいです。 さて今日は水曜日という、 週のど真ん中で一番人の動きが少ない曜日なのですが、 それでも老若男女、多くの見学者が訪れていました。 やはりあなどれない、鉄道博物館の集客力です。 メインホールでは歴代のさまざまな鉄道車両が展示され壮観。 日本で最初の鉄道・新橋-横浜間で走った 1号機関車から、新幹線車両まで 鉄道の歴史の要所要所で活躍した車両が 所狭しと並べられていました。 実はこの展示場の線路は隣の鉄道工場につながっており、 その工場からは実際に電車が走っている線路につながっているので、 ここに展示してある車両は、 その気になれば本線上で復活運転ができる構造です。 高度成長期に中央線を走っていた電車の車内には、 その当時の国鉄の宣伝ポスターが貼られていました。 その中にこんなポスターも。 今を去ること30数年前。 当時、大赤字でどうにも立ちゆかなくなってしまった国鉄が、 大幅な値上げを国会に上程し、可決承認。 このとき、一挙に50%も値上げしたんです。 この後、JRに分割民営化されるまでの10年間にわたって、 毎年のように小刻みに値上げ。 それまで私鉄の運賃の方が高かったのにあっけなく逆転し、 「国鉄=高い」というイメージができあがってますます利用者が離れ、 さらに赤字がかさむという泥沼の状態になってしまいました。 この昭和51年当時、僕は中学1年生で、 中学生の身分ながら、 国鉄の大幅な値上げにビックリした記憶が残っています。 さて次は、2階のフロアに移動して鉄道模型を走らせる大ジオラマを見学。 幅25メートル、奥行き7メートルで、 この規模のジオラマは国内最大級とのこと。 すべての線路をつなぎ合わせると、1.4kmになるそうです。 そのジオラマの中を多くの模型車両がゆったりと走っていました。 帰りにお土産コーナーに立ち寄り、ゲットしたアイテムは このストラップ。 JR西日本のICカード『ICOCA』のキャラクター、 カモノハシ『イコちゃん』のケータイストラップです。 Suicaのペンギンより愛らしく、 なかなかおとぼけの顔をしてますね。関西らしいというか(笑)
さて、連れが2人もいたので、結局は駆け足訪問になってしまいました。 こういうところには、やっぱり1人でもう一度じっくり訪れてみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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