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テーマ:新幹線・長距離列車(333)
カテゴリ:鉄道
今日は青森の人と鉄道ファンにとっては記念すべき日。
というのも、東北新幹線が全線開通し、 新青森まで新幹線が通じたのです。
関西から関東に移住したときにつくづく感じたのが、 こちらでは東北や北海道が意外に身近に感じられること。 自宅最寄りの駅前にある飲み屋街にも 『みちのく』『奥入瀬』『ねぶた』といった、 東北を彷彿とさせる屋号の居酒屋やスナックが軒を連ねています。 それだけ北の国から上京している人が多い、 と言うことなんでしょうね。 関西では九州や沖縄からやってくる人が比較的多いのですが、 それと同じような感覚です。 だからでしょうか。 『新幹線延伸開業』というニュースがあると、 それは決まって東北新幹線のことであり、 九州新幹線はついぞ聞きません。 このあたり、関西では むしろ来春の九州新幹線全線開業のことを指していて、 東北新幹線の話題はあまり出てきてないのではないでしょうかね。 それにしても、この東北新幹線全線開業のインパクトは凄いと思います。 東京から青森というと、はるか北の果て、というイメージがありますよね。 確かに東北新幹線が盛岡まで部分開業する以前は 上野から特急列車に乗っても青森に着くのに半日ほどかかっていたようです。 それが新幹線の『はやて』に乗ると、3時間40分で到達するわけですから、 隔世の感があります。 そういえば何年か前に、八戸から大宮まで『はやて』に乗ったことがありました。 札幌出張の帰りで、通常なら羽田行きの飛行機に乗るところ、 札幌発の特急で函館へ向かい、函館で名物の塩ラーメンを味わってから 函館発の特急で青函トンネルをくぐって八戸へ。 八戸から『はやて』で大宮へ向かったわけですが、 途中の仙台を出発すると、次の停車駅がもう大宮。 その間、1時間20分。 その昔、在来線の特急なら3時間半ほど要した区間です。 大宮到着1時間後には自宅に着いていたので、 ついさっきまで八戸にいたことが不思議だったことを覚えています。 ただ、鉄道ファンとしては、 便利で快適な移動手段ができるのは行動範囲も広がるし、 一度に多くの場所へ行けるのでそれはそれで良いのですが、 反面、古き良き列車がどんどんなくなっていくので、 一抹の寂しさはあります。 こういう車両が懐かしいですね。
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