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テーマ:月命日(3)
カテゴリ:家族・家庭・交友関係
今日28日は、ヨメさんの月命日。
昨年10月28日に亡くなったので、 早くも3回目を数えます。 この間、いつもの家の中の風景が 変わってしまったことに、 当初は大いに違和感を感じながらも、 入院時からカウントすると、 彼女のいない期間は もう5か月近くが経過してしまったので、 すっかり慣れてしまいました。 しかし、寝室のクローゼットに さりげなく掛けられたコートに目をやれば、 「この冬は、このコートに袖を通す人はいないんだ」 となっていきなり切なくなったり、 ふと思いを致せば、 昨年の夏場までは元気に このリビングの一角でスマホを触りながら、 テレビに興じていたんだなぁ、と感慨深くなったり。 メディアで有名人の訃報が伝えられると、 「えっ!? 信じられへんわ!」 と驚いていた人が、 まさか周囲から早すぎる死で驚かれる人になるとは、 本人も想像してなかっただろうな、と思うと、 何だかこっちは「生きる意味」を見失ってしまいそうになります。 それでも、そんな思いをよそに、 時は淡々と刻まれていき、 徐々に彼女のいない歴史が紡がれていく。 それが自然な営みであると感じたり、 次の瞬間には、切ない思いにとらわれたり。 その繰り返しの心境が 今でも胸の内にとりまいています。 いつかはヨメさんと一緒に生活していた頃を、 懐かしく、微笑ましい思い出として 刻まれるときがくるのでしょう。 それがいつかはわかりませんが……。 今はただ、毎日をしっかりと生活していくことが、 自分自身の気晴らしになっている感があります。
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