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ゆっくりと寝てましたので、朝飯前ではなく 昼飯前に鋳造してみました。 鉛は隠れ家にあるため ピューター(スズ94%)と スズ・ビスマス(適当にしたのでSn18%・Bi82%)の2種 作りました。 Lymanのモールドです。 今回は材質によって弾のつぶれ方を比較するために 鋳型には手を加えてまいません。 平均重量は ピューター22.3g、スズ・ビスマスは28.3gです。 1OZ(オンス)にこだわるのであれば、 ピューター弾はスズ91%のピューターを使い お尻のくぼみを浅くすることで対応できると思います。 スズ・ビスマス弾は スズを多めに入れることで 鋳型はそのままで良いと思います。 今回は 誰でも簡単にできることを確かめる目的もありますので、 100円の鉄フライパン(柄は鉄リベットとめ)、 銅ハンマーの替わりに100円のすりこぎ棒を買ってきました。 加熱は カートリッジボンベを使う卓上コンロを使いました。 別に問題なく作業できましたが、 フライパンが浅いため デッパーに湯を入れるのに汲み取れません。フライパンを傾けて注ぐのですが 傾ける方向に叩くなりして湯道をくぼませておくと良いようです。 鉛で弾や釣のオモリを鋳造したことのある方は 両方とも流れが良いので問題は無いと思います。 特にビスマスは非常に流れやすいです。 るつぼの変わりに使ったフライパンの欠点ですが、 先に書いた浅いことの他に 開口面積が広いため 表面で材料が酸化しやすく カスが結構でました。 ビスマスを鋳型に流し 凝固すると やはり鉛やピューター合金と違い 膨張率が大きいようです。 モールドを開いても 片方に付いたままでなかなか取れませんでした。 最初はすりこぎ棒で叩きましたが なれてくるとモールドのお尻の部分を形成する棒をこじって簡単に取れました。 赤ワッズについてです。 赤ワッズは薄く、下に足が付いているので以前から ライフルに噛むのか、 爆発力がロスしないかと 不安でした。 ライフル溝との噛み具合を調べるために、手持ちの市販サボット弾と比較してみました。 ウインチェスターの鉛弾、レミントンの銅弾、赤ワッズ&ピューター、赤ワッズ&SnBiです。 ウインチェスターとレミントンはサボットに弾が納まった状態で 上下とも直径18.75~19.00ミリでした。 ウインチェスターは材質が固く分厚いです。 レミントンは材質は少しやわらかいですが 厚みはあります。 赤ワッズ&ピューターは 上部18.5~18.6ミリ 下部18.2~18.3ミリ 赤ワッズ&SnBiは 上部18.6~18.65ミリ 下部18.2~18.3ミリ でした。 薄っぺらな赤ワッズだとライフル溝との噛み合いはどうなんだろうと心配です。 試してみました。 サベージのボルト式 ハーフライフル銃のボルトを抜いた状態で、銃をたて、銃口先端からレミントンとウインチェスターのサボットを入れようとしましたが、手の力では入りません。 赤ワッズ&ピューター(一番 径が小さい)を銃口に入れてみました。 そのままでは落ちませんが 簡単に入ります。 クリーニングロッドで押し込んでみると ライフルの手前までは入ります。 ライフル部で引っかかります。逆方向からでも 手の力ではライフル部には押し込めませんでした。 市販のサボット弾と赤ワッズとを何度も眺めて・・・・・・・・・・・・ 市販サボットは全体でライフルと噛み合っているのに 赤ワッズ+鋳造弾は先端数ミリの部分だけの噛み合いです。 スリップしているか 浅く噛み合っても薄っぺらなので バラバラに焼けきれてるのでは・・・・・ 赤ワッズを回収して 見なければ分かりませんけれど。 休み中に鉛弾も作り 少し先になりますが 同じ型の場合のつぶれを プレスを使い比較してみます。
明日 休みがとれたら 山の下見に行ってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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