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カテゴリ:つぶやき
今日は真面目な日記です。
このごろ、親殺しや子殺しという凄惨な事件が頻発しています。 新聞、週刊誌、ニュースからの情報だけでは、本当のところ、犯人の心の闇まで理解できないのは言うまでもありません。 人を愛するとき、愛した相手に見返りを求める、これだけ愛したのだから、あなたも同じように私を愛するべき・・・そのバランスがくずれた時、愛は憎しみに変わる。 所詮、人間の愛というものはその程度のはかないものかもしれません。 恋人同士、夫婦、そして親子であれ。 「アガペ」とは無償の愛という意味ですが、無償の愛を示すことが出来るのは神だけであると言われています。 同じように 「幸福と不幸も紙一重」だといえるかもしれません。 それは人の心の持ち方ひとつで、不幸のどん底だと絶望していても、思いがけず希望の光を見出すこともあるからです。 私は人を啓蒙したり出来るような偉い人間にはほど遠いので、こんなことを書いていること自体、恥ずかしく思っています。 でも実際、毎日が不幸と幸福の間を揺れ動いていて、結局どちらでもないところに落ち着いて、それでいいんだ、それ以上、望まないと思ったとき、とても楽になれます。 「自殺する勇気があれば生きられる」と、簡単に言う人が私は好きではありません。 でも絶望のほんの少し先には希望があるかもしれないと、小さくつぶやきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.07 21:52:45
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