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2015/09/07
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」2015年3月17日の記事に私の感想・意見・コメントなどを書き添えさせていただきます。


 胃がんの治療は、5年目に入った。治療と言っても、いま受けているのは、新薬の承認を得るための「治験」だ。安全性や有効性を人で確認するために行われる。

 「治験は実験とも言われるけれど、自分にとっては治療。効く薬と出合えれば、という気持ちですね」。そう笑う埼玉県の男性(68)が、職場の検診で胃の内視鏡検査を受けたのは、2010年9月のことだった。

 「すぐに病院へ行って下さい。早い方がいいです」。検査で異常が見つかったという。産業医から、県内の病院を紹介された。

 そこで告げられたのは、胃がんという事実だった。病気の進行を示すステージは、4段階あるうちの「3」。早期のがんではなかった。

 思い当たる症状はなかった。前年の内視鏡検査では、異常は見つからなかった。

 定年退職を2年後に控え、大きな病気も経験せず、仕事も趣味も楽しみながら生活を送っていた。銀行員として社会に出てから本格的に山登りを始め、前年には日本百名山を踏破したばかり。「自分ががんになることは百%ないだろう」と思っていた。信じられなかった。

 胃がんの治療で腫瘍(しゅよう)を手術で切るのは、胃から離れた臓器などへの「遠隔転移」がなく、切除が可能な場合とされている。男性の場合、手術前に遠隔転移は確認されなかったが、腫瘍は胃の壁の深くに達し、隣接する脾臓(ひぞう)や胆嚢(たんのう)に広がっていた。周囲のリンパ節も大きく腫れていた。このままだと手術は難しい、と言われた。そこでまず、腫瘍を小さくするために抗がん剤治療を受けた。

 腫瘍は縮小し、11年1月末に胃と脾臓、胆嚢をすべて摘出する手術を県内の病院で受けた。

 ところが、術後まもなく、左右の肺に囲まれた縦隔(じゅうかく)という部位のリンパ節に腫瘍が再発したことが判明した。

 胃がんは、発症時点で遠隔転移がある場合や再発した場合は、抗がん剤で治療する。ただ、治すのは難しくなる、と言われている。「最初はもっと軽く考えていた」という男性と抗がん剤との長い付き合いが、このときから始まった。


写真:がんを発病する前年、北海道・幌尻岳の山頂で。日本百名山を踏破した=2009年8月


(写真は掲載を控えさせていただきました)



 私が抗がん剤治療を終え、粒子線治療を開始したころの記事シリーズです。

 そのままだと手術はむつかしい、まずは抗がん剤で治療をしてというストーリーは私の場合とよく似ています。私の場合は、効く可能性が3分の1以下と言われましたが、幸い腫瘍が11センチから6センチまで小さくなり、残った腎臓(すでに腎盂癌で一つ切除しているので)ごとの切除を勧められました。透析が前提になります。

 セカンドオピニオンで軟部肉腫なので粒子線治療の対象になるかもしれないと教えていただき、粒子線治療を受けました。腎臓を温存することができるので、透析を避けることができました。

 今、治療を終えて経過観察に入っています。



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最終更新日  2018/09/20 06:09:51 AM
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