漢字がなくなっていたかも昨日は、要約筆記の講座の3回目の受講。日本語の基礎知識についてでした。 松陰の大学を退官された先生のお話では、 古来日本は、文字を持たなかったので、 中国からの漢字が1世紀ごろに伝来し 本格的に使いだしたのが、4世紀。 5.6世紀で7世紀で一般にも広まってきたとのこと。 そして、日本の言葉にあうように変化して ひらがな カタカナができました。 お話で驚いたのは、戦後GHQのもと 漢字を廃止して、ローマ字化する考えがあったこと。 そのために、全国二万人を対象に漢字テストがおこなわれ、 その結果の識字率が78%にものぼったっため GHQは、日本語のローマ字化を断念したとのことでした。 占領下、いろんなことがあったんだと 戦争は遠くなったけれど、その大きさをあらためて知りました。 そのなごりが 当用漢字ということばです。 戦後、漢字をなくすために 当面使用する漢字という意味で、 当用漢字という名称にしたとのことでした。 全廃されていたら・・ それにしても、日本の識字率の高さのおかげです。 そのほかにも 文字の不統一の問題やら、 送り仮名のむずかしさやら、 ずやづ お や う おとうさん おおやけ ひととおり つづく ちぢむ はなぢ みそづけ とけい えいせい カタカナ表記の不統一。まちがい。 ボーリングは 穴あけの意味で 遊びのほうは ボウリングが正しく、 バレー バレエ バレイ の違い。 一番目はバレーボール、二番目は踊り。三番目は谷間。 おかしな間違いはたくさんあるそうです。 そのほかにも日本語の誤表現などには、 油がのる 本当は 脂がのる。 炎天下のもとで・・ 二重の表現など たくさんあるようです。 普段何気につかっている文字ですが あらためて知ると面白く、また深いな~という感想です。 |