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カテゴリ:ちょっとおでかけ
平戸について続きです。 平戸は、長崎の出島ができる以前の貿易の窓口、ということで、西洋の書物にも、当時の平戸の様子が挿絵となっているとのこと。 それが、最初の写真で、かつてあったと思われる場所に復元されたオランダ商館の中に展示されてました。 外観はこんな感じですが、外側が石を積み上げて作った石造り。 ここは荷物を保管する倉庫として作られたものだそうです。 内部は、太い木材を組んであります。 内部は現在、資料館となっていまて、西洋との貿易中心として、平戸の果たした役割などが詳しく展示されています。 オランダ商館のそばには、当時の痕跡が残っています。 ここをオランダ人商人が歩いていたんですね。 それからもう一つの資料館が「松浦史料博物館」。 実際に平戸のお殿様が住んでいた邸宅を資料館としてあります。 ここには、平戸藩藩主松浦家の資料や物品が展示してあります。 鎧を着てみることもできます。 松浦氏は、もともと平戸エリアの小さな武士集団の一つであったとのことですが、下克上の流れに乗って、平戸からその周辺地域まで支配地域を拡大。 戦国時代から秀吉の時代、さらに、徳川時代までうまく乗り切って、領地替えにもあわず、平戸周辺を治め続けたんですね。 それだけに、いろんな資料が残っていて面白いです。 ただ、朝早く行ったということもありますが、お客さんは少なかったです。 平戸の町はとってもこじんまりした町です。 オランダ商館が街の端っこで、あとからできた海沿いの道の一本内側に昔からある商店街があります。 雨ということもあってか、人影はまばら。 この石の橋は西洋渡来の技術で作られた幸橋。702年にできたもの。 商館のあった当時のものではありませんが、オランダ商館を建てた石工によって伝えられた技術を使ったと言われているので、オランダ橋とも呼ばれているようです。 後ろの目障りな建物は、平戸市役所。 幸橋のたもとにあったちゃんぽん屋さん「一楽」で昼食。 魚介のうまみがつまって、おいしいちゃんぽんでした。 雨のなか、平戸城へ。 小さな山の上にあるこじんまりしたお城です。 天守閣から、雨に煙る平戸大橋も見えます。 ここから、前回紹介した田平天主堂に立ち寄り、海沿いを唐津に向いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/05/25 12:56:41 PM
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