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カテゴリ:ちょっとおでかけ
すでに1ヶ月以上も前の話になりましたが、ネタもないので、平戸の旅の続きです。 前回は、呼子の朝市の話でしたが、今回は、唐津の話です。 九州の北西部が一体どのようになっているのか、はっきりと答えられる人は少ないでしょう。 唐津は、福岡から国道202号線を海沿いに西に向かって、糸島半島の根元を横断した、その向こうにあります。 そこから佐賀県です。 佐賀県というのは、長崎と福岡にぎゅっと挟まれたような県で、まるで背骨の軟骨のようです。 北は日本海に面し、南は有明海に面していますが、小さな県で、もう少し福岡県から分けてもらえなかったのだろうか?という疑問も湧いてきます。 冒頭の写真は、唐津市の鏡山から海側を見下すデッキです。 眼下の美しい孤を描いた緑の帯は、日本三大松林に選ばれている、「虹の松原」。 全長4.5キロ、幅が400M以上あります。 上から眺めるとその見事さが分かるのですが、松林の中に入れば、分からないでしょうね。 さてさて、呼子(よぶこ)を後にして向かったのは、「七つ釜」といわれる景勝地。 岸壁に七つの大きな穴があいています。 呼子の港から出ている観光船「イカ丸」は、この七ツ釜までやってきて、穴の中に少し入ってから、また、呼子の港に帰っていきます。 ただ、この七ツ釜を海から見る船は、七ツ釜のそぐ傍からも出ていて、この方が船も開放的でとってもいいです。 普段は漁師でもしているような、地元のあんちゃんがガイドをしてくれます。 ライバルのイカ丸と接近遭遇。 「こっちは、かっこいいオープンカー」とあんちゃんもアピール。 海から見る七つ釜。 確かに、ぽっかりと口をあけてます。 船のまま中に入ると、こんな感じ。 柱状節理がよーく見えます。 もし、七ツ釜に行かれることがあったら、この観光船はおすすめです。 柱状節理は、通常、六角形に岩が割れた状態となりますが、これは、溶岩が急激に冷える際に収縮して六角形になるとのこと。 やはり、六角形というのは、物性的にも非常に安定した形なんですね。 蜂の巣も六角形ですし、その形をもとにした構造を「ハニカム構造」といいます。 七つ釜の上もきれいに整備されていて、気持ちいいです。 呼子に着いたころは曇っていた空ですが、七ツ釜に着いたころには晴れてきました。 七ツ釜から唐津に向かう途中の海水浴場ですが、とってもきれいだったので止まって撮影。 そして、唐津に戻って、冒頭の鏡山に上って、虹の松原を見下した次第です。 なにしろ、この松原が大きすぎて、超広角レンズでも納まりきりません。 左の橋に見える市街地が唐津の街。 松原の先端から少し先に唐津城があります。 鏡山の山頂は、よく整備された公園になっていておすすめです。 さて、ここから一気に福岡経由で広島まで帰りました。 平戸の旅、これにて終了です。 前日に宿泊したのは、この唐津城のすぐそばの旅館でした。 旅館の横から撮った唐津城。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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