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2010年04月08日
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カテゴリ:
■気になる本 - スギハラ・ダラー -
-------------------------------------------------------

 ついに、テレビが壊れたか と喜んだのですが・・・
(私も壊れそうです)

 4月に入って、アナログ受像機(TV)の画面が
いつもの4:3の比率ではなく、16:9の比率で
表示され(主にNHKを見ています)、TVの画面
の上下に表示されない(黒い)帯びができます。

 しかもご丁寧に、その黒い下の帯びの部分には、
2011年7月には受信できなくなります という
各社共通の案内情報(テロップ)が流れます。

 なーんだ、壊れた訳ではないのかー。それじゃ
「もったいない」から、まだこのまま見ることに
しよう。

 この変更は、フツーの人でしたら、恐怖に感じるで
しょうね。


 やっと、NHK衛星受信契約を解約する
ことができました。返信のハガギも送りましたし、
衛星アンテナも撤去しました。
(しかし、無条件に解約通知する電話の通話が録音
されるのにはまいりました、NHKさん)

 さて、日本のメディアは、私達の知の探求を
満たしてくれるかと思いきや、またしてもスルー
してしまうので、この国のメディアは、この国の
政府を叩き壊したいのかな と思ったりして
います。(自らも壊されるとも知らずに)

 こちらを参照してくださいませ。
自民党と公明党の連立政権では決して公開されな
かったことが、インターネット上では簡単に取得
できるのです。

 これは画期的なことです。民主党政権が誕生
したからできたのです。(いままで知りたいと
いう欲求が満たされませんでしたから。)

(参考)総務省政務三役会議(平成22年4月1日)

 郵政民営化で100兆円あまりが、もう
喪失していて、郵政が食い荒らされていると
いうことです。
 JPエクスプレスで1000億円も損失して
いますし、簡保の70%を国債で運営しています。
つまり、民営化にはなってない ということです。

 その国賊である竹中某をメディアは何故、
出演させるのか?、出演させたメディアは、
しっかりと説明してもらいたいものです。

 また、平成23年度予算については、
現行の積み上げ方式はやらない と原口大臣
は明言しているのです。
(マスゴミが書かないから私が記録として
残しておきます。)

(参考)総務省政務三役会議(平成22年3月29日)

 首相の記者会見がオープンになったと報告
しています。このことをマスコミは報道をしてます?

 また、郵政の民営化後の事後評価をどのメディア
が行ないました?。全然、行っておりませんでしょう。


 このように、一つの省のトップ3役の会議が誰でも
参照することができるのです。それを、何故、マスコミ
は知らしてくれないのでしょうね。

 現状の郵政について、メディアも含めて正確に情報を
提供していないのがよくわかる会議です。

 尚、エクアドルが日本方式の地デジ方式で調印をした
という報道は、電波や紙では見当たりませんでしたが。

 国内の事象でこういう報道ですから、海外報道に
ついても推測できてしまいます。
はっきりいいます。いまのメディアの姿勢、内容で
あれば、「もういらない」ということです。


 そうそう、「たちあがれ日本」というおかしな政党が
できるようです。(晴天とら日和から参照)
与謝野馨元財務相(71)、
園田博之前幹事長代理(68)、
平沼赳夫元経済産業相(70)、
藤井孝男元運輸相(67)、
中川義雄参院議員(72)

 そして、後援のメンバー
中曽根康弘元首相(91歳)、渡邉恒雄氏、石原慎太郎氏
という顔ぶれをみても、何故かピンときます。

 新党名称は、石原慎太郎氏が考えたとのこと。
さすが二足の草鞋の作家です。このような本が過去に
ありましたもん。

「立ち上がれ!日本 「力強い国家」を創る戦略」
(著者 竹中平蔵、桜井よしこ、発行年月2001年
10月1日、発行社 (株) PHP研究所)
http://books.livedoor.com/item/441327

 ははーん、どうもきな臭くなってきました。この新党は。

 もう一つ。
 「立ち上がれ!日本」ネットワークという任意団体
(権利能力なき社団)があります。

呼びかけ人は、
大原康男(國學院大學教授)
中西輝政(京都大学教授)
米田健三(帝京平成大学教授)
伊藤哲夫(日本政策研究センター所長)
水島総(日本文化チャンネル「桜」代表取締役社長)
工藤美代子(ノンフィクション作家)
西岡力(東京基督教大学教授)
八木秀次(高崎経済大学助教授)
大高未貴(ジャーナリスト)
だそうです。こちらから引用しました。
http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-79.html

 「新しい草の根保守」といっていますが、今回の
新党とは関係がないという趣旨の説明をしています。
http://www.tachiagare-nippon.org/index.html



いま、
「スギハラ・ダラー」(著者 手嶋竜一、出版社 株式会社
新潮社、発行年月 2010年2月25日)を読み終え
ました。

 著者のプロフィールは、裏カバーにあります。
-------
手嶋龍一【てしま・りゅういち】
1949年、北海道生れ。NHKワシントン特派
員として次期支援戦闘機をめぐる日米の軌
轢を目の当たりにして『たそがれゆく日米
同盟』を、さらに湾岸戦争時の日本の外交的
孤立を描いた『外交敗戦』を相次いで発表。
二十年以上も前から日米同盟の亀裂に警鐘
を鳴らしてきた。2006年には初のインテリ
ジェンス小説『ウルトラ・ダラー』が大ベスト
セラーに。「日々のニュースがこの小説を追
いかけている」と驚異の目で評された。9.11
の際、ワシントン支局長として現地から11日
間、不眠不休で中継放送を担い、以後同時
多発テロに絡む謎に挑んできた。当時の取
材と見聞は、本作に縦横に生かされている。
全世界に張り巡らされた人脈と取材力は他
の追随を許さず、東アジアのインテリジェンス・
マスターの呼び声が高い。
-------

 この本は、小説といえど現在とリンクさせて
いるし、金融という点からして面白いのであり、
どのページをみても次を読みたくなるような構成です。

 アメリカ合衆国のシカゴのマーカンタイル取引所
(これがでてくることは、デリバティブを想像
させてくれます。)におけるユーロ・ドルの先物
や「S&P500」と呼ばれる株価指数の先物商品
の値が、大量の「売り」のうけ、取引所の責任者
であるアンドレイ・フリスコは、それを受けて
大量の「買い」に回ったが・・・ その結末は。
そして、売り側と買い側の以外な接点とは・・。

 出版されて、まだ間がない本ですので、
詳しい内容は割愛します。

 ただ、帯びに記された文言を紹介します。
-----引用-----
金融恐慌とテロを繋く悪魔の連立方程式が存在する。
近未来を確実に言い当てる錬金術が、金融界に実在する。
世界の異変を傍受する「エシュロン」が機能していない。
杉原千畝は凄腕のインテリジェンス・オフィサーだった。
グローバリーゼーションの起点はスギハラと神戸だった。
これらの事実がこの小説を生んだ

9.11、ブラックマンデー、リーマンショック
悪魔の方程式に、世界は三度死んだ。
杉原千畝が産んだ現代金融市場の黙示録に、
「ウルトラ・ダラー」のコンビが、秘めやかな諜報の
メスを入れ始めた・・・・
-----引用-----

 年表という横軸に対して、著者は、現在の先物取引
から話をスタートしています。でも、それらの当事者
は、昔、一人の日本人の行動が作用していると。

 リトアニアに赴任してきた外交官、杉原千畝
(すぎはら ちうね)氏。1940年頃です。
その情報をキャッチしたポーランド秘密情報部は、
杉原氏の情報収集を行ない一縷の望みをかけた。

 世界の出来事には、必ず、それに至る理由や
状況があるのです。

 例えば、副島隆彦氏の「中国 赤い資本主義は
平和な帝国を目指す 日本はどのように立ち向かう
べきか」という著書によると、するどい洞察は
次の点です。(詳しくは、書籍を購入して読んで
くださいませ)

(1)2007年6月 イランが自国の原油を円決済
 に変更した。
(2)日本の金融鎖国のすすめ(世界の嵐をやりすごす)
(3)大きな世界史の世界基準では日本の歴史は二つ。
 1543年の鉄砲伝来は世界からすると「日本発見」
 1904年~ 日露戦争
(4)中国は台湾を併合していく
(5)共産党独裁は止めない

というものです。それと同じように、著者の内容は、
散見する情報が一つに見事に繋がるという 知識人
には、想像を絶するストーリーでした。

 振り返ると、「八ツ墓村」(横溝正史氏)もそういう
過去の人間の接点が絡んだストーリーだと思うのですが。
あと、森村誠一氏の「人間の証明」も。
(間違ったらスミマセン)

 現代 経済小説を探偵小説と対峙させてしまいましたが
それほど、人のリンク、出会い、は偶然とはいえ、
必然的であるのかな と思わせてくれます。

 金融業界、そして国家の諜報部分、そして個人の
生い立ち、民族の置かれた立場・・・ いろいろと
考えさせられる本ではあります。

 最後のオバマ大統領の事件についても、何故か
納得してしまうから、不思議なものです。

 高校生以上でしたら、読了することができるで
しょう、著者の前作「ウルトラ・ダラー」を読まなく
ても、この「スギハラ・ダラー」でも充分、堪能する
ことはできます。

 しかし、著者のように特派員として海外に行かれ
このように鋭い洞察をしているのに、何故、NHKの
海外ニュースには、生かされてないのか、そちらのほうが
疑問に思えます。
(ひょっとしたら、マネー資本主義制作に携わったのかな)

(4/8)


スギハラ・ダラー


中国赤い資本主義は平和な帝国を目指す





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最終更新日  2010年04月08日 20時14分20秒
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