|
カテゴリ:カテゴリ未分類
始業時間の午前9時、社長の大村浩次はもう4時間働きおえたところだ。
「いらっしゃいませ。お部屋探しでしょうか」---。店頭で声を出すトップの 横をすり抜けて社員たちが着席していく。 東京・八重洲にあるアパマンショップネットワーク本社の朝だ。ドアを開ける のに勇気が要った不動産屋さんを気軽に入れるコンビニに変えた業界の風雲児。 その日常はすさまじい。 午前3時50分、ベッドを抜け出し、青竹を踏みつつ歯を磨く。車で通勤する 途中、5分で立ち食いそばをすすり、午前5時前に会社の席に着く。1時間かけて 電子メールに応答。午前6時、本社前の道路や地下道階段をホウキで掃く。 朝の掃除は「謙虚に物事に取り組むという原点に戻る時間」という。 フランチャイズチェーン(FC)の全国展開を果たし、中国など海外進出も 進めるがまだまだ。ごみと一緒に慢心を掃いて捨てる。客の生の声を聞くため、 車を運転して物件を案内。合間に社長業をこなし、職場を離れるのは午後9時を回る。 1日はまだ終わらない。普通の人が一杯やっている時間にジムで2キロ走り、 眠りにつくのは午前零時前だ。18時間働き4時間眠るという習慣は10代後半以来と いうから、もう20年になる。 なぜ、そこまで?敷金は戻るもの、いや戻らないものと問題になるように、 不動産業界は前近代的な不明朗さをひきずっていた。賃金や待遇など人が 居着かない体質も抱えていた。 「不動産は貸し手市場。これを変えなければ」。思いを遂げるには1日18時間でも 足りなかった。スーツ姿で接客し、顧客の質問をはぐらかすのでなく、きちんと 応答する接客。もとは個人営業の集団にこれを徹底させるのは大変だ。 敷金礼金ゼロキャンペーンは地域的な慣習もあり、全国隅々までは行き渡って いない。しかし努力は実りつつある。全国最多、763店舗という数字が 業界に開けた風穴の大きさを物語る。 朝、社長が掃除していたらやりづらくないか。「いえ、トップがあそこまで やるのだから、その気になります」と社員。「モーレツ」は普通、周りを へきえきさせるものだが、こちらは珍しく人を引き付ける。 年300回の研修会の半数を自らこなす。その情熱に引かれFC希望者が 列をなし、不動の業界が動いた。9時間働く人が2人いても永遠になし得ない 仕事だ。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 上記記事がダウンロードできます。 ○ダウンロード方法 https://www.itrustee.ne.jp/wakwak/vx.cgi?pcode=yyVHakXFA6bgD1KyQsIcOc2waPV5 を訪れてください。 公開されたファイル・フォルダ(970KB)が表示されます。 このURLの有効期間は 2004/11/15 10:00:00 までです。 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 新しい日記の形ができたようです。 気づかせてくれた、★GL400★。さん、(笑衆。)さんに感謝です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 たまたま宿泊したホテルのロビーにあった、日経新聞の夕刊を買ったら書いて あった記事を日記にしました。 おそらく、たまたまではなく引き寄せられたのだと思っているのですが。 とにかく、30代のすごい社長は、やっていることがハンパじゃないですね、 見習います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|