カテゴリ:フードペアリングの方程式
昨日までは、店内が蒸し暑くなっても、外にでると気持ちのよい風が吹いていたのに…今日は外の方が蒸し暑くなってしまいました。いよいよ梅雨の蒸し暑さ本番でしょうね。
さかもとこーひーは…日本の四季のある暮らしをこーひーでより豊かに、魅力的になるように味作りやネーミングをしてきました。 自分自身が甘いもの好き、美味しい料理やお酒も大好きなので…ケーキや和菓子、パンとのペアリングの可能性をずーっと追いかけてきましたし…同時に、ここ数年は幕張本郷サンク・オ・ピエとのコラボで、コースメニューの最後を飾るデザートにピンポイントで合わせるような尖ったペアリングもしてきました。http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/ まぁ、そんなかなり狭い楽しみが自分の抽き出しを増やすので大切にしているのですが…勿論、さかもとこーひーの常連のみなさんの暮らしに合った「普段着のペアリング」も大切にしています。 そんなこんなで…最近注目されているご近所のMさんが、エンジニアという仕事柄か、とにかく僕の言っていることはそのまま鵜呑みにはしないで…丁寧にひとつひとつ検証してくれています。 そんな中には…僕の手がまわらないようなものも多く…大変に勉強になりますし、助かっている部分もあります。 昨日のブログは ペアリングにトライ12ーバナナカスタードミルフィーユ、今日のブログは スペシャルティコーヒーの家庭内市民権獲得について といったように、家庭でのペアリングの楽しみから…コーヒーおたくにとっての夫婦円満といったテーマまで進んできました。 「嫁さんも食べて、 「おいしい。このコーヒー、バナナと合うんだね。」 とのコメントだったので、僕としては大成功です♪ ブラジルがバナナと相性が良いのは以前に さかもとさんから教えていただいたので分かっていましたが、ホントもう、「なんで?」というくらいハマります。 比率も正解だったようです。パイのサクサクした食感に、強からず弱からずでバランスを取ることができました。 もちろん、粉、卵、牛乳といった要素に対する「アトムの子」の相性の良さも、発揮できていたと思います。」 といったような…そんなこと知ってどうするの?っていうような門外不出?の僕のノウハウもバレバレで… 「男性がクルマ好きだと、やれ馬力がどうだスペックがどうだという方に目がいきがちですが、女性の求めているのは使い勝手だったり燃費の良さだったりするわけで。」 というようなスペシャルティコーヒー・ビーンズショップの商いのコツにまで気がついてしまったようです。 「僕の場合、それまでシングルオリジン一辺倒だったのを、ブレンド中心に変更しました。価格も、低めのシリーズ。 その次がフードペアリングです。嫁さんの作ったデザートにバッチリ合うコーヒーを選ぶ。もしくは自分でブレンドする。これなら、夫婦で楽しむことができるんです。」 「こういったアプローチをする上で、さかもとさんの「アトムの子」は、たいへん便利です。どこが際立っているというわけではないですが、普通に美味しく価格も抑えめな一方で、控えめですがキレイで複雑な酸味のおかげで、フードメニューへの対応力が広いからです。ブレンドをやるにしても、今のところ、「アトムの子ベースで発展させていく」 という方法論で、だいたいの場合はカバーできています。」 こちらは、さかもとこーひーのけっこう奥深い基礎になっていることでして…昨日今日ビーンズショップはじめた人には想像もつかない…分かってもどうしてよいか分からない内容でしょう。そんなこと分かってどうするの?って感じです。おっと、ベテランでも分からないことでしょうね。 そうそう、そこの同業者!だからといってパクろうとしても無駄ですよ。かえって火傷しますからね。きちんと、焙煎できるようになってからの話しです。(最近、昔の知り合いの同業者の豆があちこちから届きますが…10年経っても進歩するどころか、昔のほうがよかった例が多く、情けなく感じています。) 「今朝は、昨日の残りのミルフィーユを、家族で食べました。コーヒーは、アトムの子とブラジル・タペラのハーフ&ハーフブレンド。嫁さんは、自分の作ったデザートを、コーヒーがさらに美味しくするので喜んでました。このブレンド。タブローを手本にした弟子(?)の習作なんで、「エチュード」とでも名付けようかな(笑)」 タブローにエチュードとくるようにシャレが効いてます♪ こーひーを分析する楽しみも確かにありますが…やはり、このように平和なひとときのこーひーがなによりですね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.17 14:12:40
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