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夫と近所のスーパーに行ったら、スイカを売っていた。いやまあいつでも売ってるけど、そこの農協の人が数人やって来て、宣伝しながら試食販売をしていた。
見ると「羽後スイカ」とのぼりが立っている。羽後って秋田?それとも山形県?夫が力強く、「秋田県や!」と言うので近づいていく。農協の人が「羽後のスイカです~。とっても甘いですよ~」と笑顔でおっしゃるので、「羽後って秋田のどこらへんですか~?この人(と夫を指さし)秋田県なんです~」と、ちょっとヘンな日本語を話すと、農協の人たちがびっくりした。 そりゃそうだよなあ。こんなとこで秋田県民に会うとは思ってへんかったやろからなあ。はっきり言って、「秋田県ってどこ?青森の下?山形県とどっちが北?日本海側だっけ?」ってな人が大多数だと思う。ほんで言うことは八郎潟となまはげ(あと私の世代は桜田淳子)ぐらいだろうし。秋田県人の夫を持って私も初めて知ったけど、八郎潟もなまはげも県北部で、南部の人間には関係ないらしい。 話がそれたけど、当然「秋田のどこ出身?」という話になり、夫がかまくらの町と答えると、「あ~、じゃあ羽後の隣!」と笑顔になり、もうどのスイカがいいか勝手に選んでくれた。いいんですよ、もちろんいただきます、秋田のスイカ。 夫はかまくらの町のどのあたりかを話していた。もっとも夫は、高校を卒業して秋田を出てそろそろ35年になる。なかなかうまく説明できないでいたが、ああ、あのあたり!とわかってもらえたようで、喜んでいた。 家に帰っていただいた秋田のスイカはものすごく甘かった。ほんとにびっくりするくらい甘くて、これは今年の夏の前半、東北に雨が少なかったからちゃうかということになった。 もしみつけたら、一度試してみてね、秋田のスイカ。甘かったよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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