子供のころ、親に連れられて初めておそば屋さんに入った日のことを今でもはっきり覚えています。
おそば屋さんといっても、定食・丼・麺類一式取扱っている・・・そう食堂なんです。
懐かしいですね。暖簾をくぐって中に入ると、だしの匂いがぷ~んと鼻をつく。
お品書きを見て、何を注文しようか?天ぷらうどんも食べたいな、ラーメンも食べたいし、・・・カツ丼も・・・ってなことになる。
幼かった私にもラーメン、うどん、そばは、どういう食べ物かは分かっておりました。でも、ざるそば?・・・いったいどういう食い物だろう?・・・そばには違いないだろう?・・・と思ったものです。
「ざるそば?」
自問自答を小声で発した時、店員さんが大きな声で言ったのでした。
「はぁ~い!ざるそば一丁!!」
それが、私とざるそばの最初の出会いだったのです。
四角い蒸籠に盛られたそばを見た時、やった!ラーメンにしなくて良かったと内心にんまりしたものでした。
てっきり二段になっていて、竹で編んだざるをめくれば、蒸籠の底までそばが盛られていると思ったのです。
(食べ盛りだったんですね・・・お許しください)
今でもハッキリ覚えています。おいしかった!!
そして、ちょっとガッカリしたことも・・・
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最終更新日
2005年08月16日 19時00分01秒
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