カテゴリ:本
知らない町を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 永 六輔ならずともまだ見ぬ町を歩いてみたいと誰しも思うもの。 しかし、まだ見ぬ町には違いないのですが、名前が少々変わっている町ばかり13年間にわたって100カ所も訪れるというもの好きな人がいるって聞いたら、皆さん、驚きませんか? 「世界でもっとも阿呆な旅」(安居 良基著 幻冬舎)
13年かけて100カ所も忍耐のいる旅をしたことにも驚きますが、それよりもっと驚くのが訪れた町の名前。今からその町の名前をお知らせしますから、心を落ち着かせて読んでください。 先ずは、海外編より、 スケベニンゲン(Scheveningen) エロマンガ (Eromanga) アホ (Ajo) シリフケ (Silifke) シリブリ (Silinri) パンティ(Panti) オナラスカ (Onalaska) マルデアホ (Mar de Ajo) 断っておきますが、決してふざけているのでありませんよ。カッコの中にアルファベットで表記したように実在する地名なんです。 著者はごく普通のサラリーマンということですが、会社のまとまった休みはすべて珍地名の歴訪に費やしてきたという変わり者。 この本、前書きからしておもしろい。 「高校の地理の試験に出題された島の名前が分からなくて、『エロマンガ島』と答えた。戻された答案には赤い字で『ふざけるな!』と書いてあったので、地理の先生のところに行き、実在する島であることを地図帳を見せて説明したところ、先生はなぜか感心しておられた・・・」と。 しかもこの本はただ単に面白いだけでなく、現地の風物の紹介や人との出会い、写真も満載ですから、旅好きにとってはたまらないノンフィクションの旅行記となっています。 ・・・かなうものなら、いつか私も行ってみたいものですな、スケベニンゲン!(笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月06日 10時34分19秒
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