パロマ 給湯器 エラー 651
パロマの風呂給湯器の調子が悪くなった、給湯、シャワーがダメだが、追い炊きの機能はなんとか使えるようだ。故障時はリモコンの6時51分が点滅するので、エラーコードは651って事なんだろう。外カバーを外すと裏に故障診断シートが入っていた、「水量制御モーター異常」 らしいシートの結線図を見ると、写真中央のなにやら番号が入った黒い固まりですな。早速ネットで検索してみると、2008年に修理された方が見つかった、修理代23,520円也、高っかーとはいえ給湯ができないのは非常に困る、作業自体は簡単そうなので自分で換えて少しでも安く上げるしかないか。ところが、知り合いの水道屋さんに相談しメーカーに問い合わせてもらったところ、古くて部品の在庫無しなので修理はできないらしい。14年でもう部品が手に入らないのか、壊れたら買い換えろってことです。どうせ買い換えるならダメ元で修理してみたら直ってしまった。今まで色々な修理をネット内の情報に助けられたので、同じ故障で困っている方の参考になればと、修理内容を書いておきます。制御モーター自体は止めているネジ二本を取れば簡単にはずれる。短いのとL字の+ドライバーがあると楽です。残りの二本を外し下のバルブも一応点検、掃除してみたが、特に悪そうな感じではなかった。同じ状態で組み付けたいので、バルブの爪の角度を動かさないことと、カバーを外す前にモーター裏側のケース、回転部分にマジックなどでマーキングするのを忘れないように。カバーの爪を広げると蓋が取れ、中には小さいマブチモーターと、ギア、回転を読み取るセンサー基盤こんなちゃちな物でも交換すると二万オーバー、やっぱり高すぎる気がする。ギアやセンサー基盤には目立って悪そうなところも無いので、やっぱりモーター本体か。モーターも受注生産のためメーカーからも手に入らなくて、秋葉原などのパーツ屋を探し歩くしかないらしい。作業しやすいように基盤側のハンダを溶かしてモーターを離します。ギアをマイナスドライバーでこじて抜いた後、カシメてある四隅をラジオペンチで広げて慎重にローターを分離します。大きさはオモチャのモーターと同じものの、これは12V駆動なのでちゃんとしたカーボンブラシが付いています。カーボンと接するシャフトも結構すり減ってます。ずいぶんカスで汚れているので、パーツクリーナーできれいに洗い流した後元通り組み直して終了。これ以上はボクには無理ですね。修理後四日経ち様子見していますが、今のところ問題なく動いています。