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2010/12/26
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かなりご無沙汰しておりました。


このブログを開設して4年、
丸2週間もの間、更新を行わなかった時はなかったんですが、
今回、ついにやってしまいましたしょんぼり


今、色々な役を積極的に引き受けたりしていて、
本当に忙しいです。

でも、頂いたご縁を大切にして
一つ一つ頑張りたいと思います。



      *



さて、会期も既に終了していて
今さらなのですが、

備忘録の為に、
11/21に行ってきた「上村松園展」のことを簡単に。



前にも何度か書かせていただいていますが、
私、子供のころから、松園さんの絵が大好きどきどきハート


お人形さんのような、きれいな女の人たちが、
いっぱいで描かれていて、

もし、小さい頃に松園さん画の女性たちの着せ替え人形が
あったなら、
親に絶対に「買って~」っておねだりしていただろなって思います。



      *



松園展は、これまでにも
松伯美術館をはじめ、色々と見に出かけているので

今回の展覧会に出展されていた作品の一部?多く?は
何度か見たことのある作品たちでした。


う~ん、でも、何度見ても
やっぱりいいなぁ~


着物の色・柄、しぼりの描き方、髪の表現等、
美しさに、ほれぼれします。



      *



今回の展覧会の目玉は、「序の舞」と「焔」。


ただ、残念ながらこの二大代表作を一度の訪問で
鑑賞することは不可能でした。

「序の舞」が前期・「焔」が後期の展示になっており
この作品を見るには2回会場に来てねという作戦が
しかけられていました(笑)




私が訪れたのは前期でしたので、
「序の舞」の鑑賞期間。


上村松園 序の舞


凛々しいですね~

この絵の前に立つと、
空気が止まっているように思います。

描かれている女性自身が持つ「誇り・プライド」が
ぐ~っと伝わってきます。


この強さ、現代に生きる女子にも通ずるところが
あるんじゃないでしょうか。



      *



今回見られなかった「焔」(東京国立博物館所蔵)。

この作品、大好きながら、
今まで下書きしか見たことがないので、
いつの日か本物を鑑賞したいものです。



      *



その他「花がたみ」「鼓の音」「人生の花」「楊貴妃」など
好きな作品の鑑賞に喜びながら、

今回新たに印象に残ったのが
青眉」(吉野石膏株式会社所蔵)。



松園作品、割と緑や青系の着物が多く、
その色使いから、全体的に涼やかな雰囲気に
なっていると思うのですが、

この「青眉」の雰囲気は他と違っていました。


着物には茶系の色を用い、
手にしている傘は、緑ながらも深くて渋い色。
背景も茶系。


パッと見、すごく落ち着いた雰囲気の絵だなぁと
思いました。


他の作品の多くに感じられる「涼感」は
この絵から、一切排除されて「温かさ」すら感じました。


それもそのはず、この作品、
松園さんの亡くなられたお母様を追慕して
描かれた作品なんだそうです。


松園さんの母を想うその気持ちが伝わってきて、
絵の前からなかなか動くことができませんでした。


そんなに大きな作品ではないのですが
すごく心に残る良い絵だったと思います。



      *



松園さんの強くて芯のある生き方は
私はとうてい真似することはできませんが、

親を想う気持ちなら少しは真似できるかなと
感じた展覧会でした。


満足。





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Last updated  2010/12/27 01:39:59 AM
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