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カテゴリ:時折の花
金色に埋め尽くされた銀杏の落ち葉。 真っ赤に染まったもみじ。 秋は物悲しいどころか なんと色鮮やかなこと。 大きな銀杏の一枝から 黄色い葉がひらひらと 舞ってきました。 あ〜〜美しい 空は青空。 真っ赤に燃えるもみじは 太陽の光に映えて 本当に美しい 私のお気に入りの城址公園の紅葉。 天気晴朗 そんなに寒くもなく 風もほとんどない。 紅葉の赤色の正体は アントシアニン。 イチョウやポプラなどの黄葉、 その黄色の正体は カロテノイド。 葉の色は、 クロロフィル、カロテノイド、アントシアニンの 比率で変わるのだが 1枚の葉が緑や黄色、赤色で だんだんに色が変わってゆくのを よく見かける。 1枚の葉が賑やかな彩りになることを 「しのぶもじずり」などとも云う。 乱れ模様の摺り衣のことだが 染料に使われる 汁を布に揉んでゆくうちに だんだん色が変わってゆくことを 意味している。 人知れずに 心模様も色が変わってゆく。 真っ赤に染まってしまえば あとは風に吹かれて 散ってしまうもみじ そうなのだ。 樹木は光合成に 必要が無くなった葉を離層する。 葉を落とすのは 来年の新芽の準備のため。 植物の生き方は とても動物には真似が出来ないくらいに 科学的である。 「準備が出来ている」と云うことは 条件が揃えば いつでも芽吹くことが出来るのである。 思い起こしてみれば 今年の夏は異常に暑かった あんまり暑くて 葉が枯れてしまい、完成系にならないうちに 葉を落としてしまった紅葉樹も多い。 それでも、今年も こんなにも美しい紅葉が 私の目の前にあって幸いである そして、昨夜の満月も 実に美しかった‥ 当然ながら 「月と一献」でした にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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