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妻(正確には、まもなく妻になる人)がいつまでも美しくいて欲しいと思うのは、最もなこと思っている。そして化粧だの服だの、靴だのにお金もかかるのは多少しょうがないだろう もともときれいなんだからどんなものを着てても美人は美人でしょと言いたいのをぐっとこらえてだが・・・・。そして永遠という言葉は、妙に魅力的だが・・・。永遠に君を愛するだから結婚しょう。そう真剣なまなざしでいわれて、少しでも心が動かない女性は、いないだろう。そしてお互いにそんなことは無理だとわかっていてもねねね。 まあそれは暗黙の了解ってやつ。たぶん???? 買い物に付き合わされて、服だの靴だの、またランジェリーだのと、お付きをさせられて手にイッパイに買い物した大きな包みをもって美人の妻に寄り添う旦那のあわれな姿を外国映画なんかで見て苦笑していたことがあった。 奥さんは、女王様のように悠然とデパートの中を闊歩し、旦那は、汗を拭き拭き、ちよこまかふらふらその後をついて行く。パパは、お金持ちで優しいってまわりに誇張するように。おのれ何様だ! あなたの美人?妻 夫は、す、すいませんってなかんじかな。 永遠に君を愛すといった代償がこれなのか。なんておもったがまさかわが身にその災難?? が降りかかろうとは、思いもよらなかった。女性は買い物好きということはわかっていたがこんなに歩き回って、物に執着するものなのか。考えてみればあの阿鼻叫喚の大バーゲンセール会場での髪振り乱す女性たちの行動に象徴されていたけれど。あれは特殊な集団の異常な行動だと信じていたが。その確信は完璧すぎるほど破壊されて。もちろん学校でも教えていない。あんなに教育期間が長いのに数学だの物理だの英語だのいっぱい時間をさいているが、こと人間生活に必要な女性(男性)の行動学や、女性(男性)の心理その傾向と対策とか、人間の心と体の研究とかなんで教えないの?それのほうがもっと大事でしょ金返せ、時間返せ、といいたくなってしまう。大学入試で、ベットインまでの効果的なキスの仕方について2百字以内で述べよ。なんてあってもおもしろいじゃん。へへへ あほか俺は???。 ところでわたしだが、誓って言う例えそれが寝言でさえも永遠に君を愛すなどと言っていない。まあ、寝ている人間には分からないが。多分、言っていない。 しかしだ。まさにそのときは、突然にやってきた。きょうは、彼女が妙に機嫌がいいし、やさしい。肉じゃがもすきになりそうなんて言いそうな雰囲気。やっぱり俺の気持ち分かってるんだ。と調子に乗っていると 「ランジェリー見に行きましょう」 「ラ、ランジェリー」とゴックンと生唾をのみこむ。二コリとした彼女の妙に色っぽい瞳にほとんど全面降伏。まさに、洗脳された信者のごとく買い物へと旅立った。 そしてようやくその洗脳から解き放たれた時、わたしはあの外国映画のようにぶざまな旦那を演じなければならなくなっていた。 「ちょっとまって」といっても妻は、もう思い切りの女王様。視線は、怪しくデパート内の品物に注がれている。わたしなど眼中にない。周りの痛いほどの視線を浴びて、わたしは妙に快感。おそろしい、まさにマゾへの入口にむかって一直線か。ムチでも鉄砲でももってきやがれ。はたしてリベンジの時は、来るのか。ああそれにしてもおなかがすいた。色気より食い気。美人?妻より肉じゃがですよ。その日、大量の牛肉がある売店から消えていたことはいうまでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年09月09日 11時14分34秒
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