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学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

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2023年09月05日
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カテゴリ:名詞・冠詞

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「今夜はピザが食べたい」を英文にすると?


1) I want a pizza.


2) I want pizza.









答:どちらも正しい英文です。


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空所に入る冠詞は何?


Just in case, bring ( an / the ) umbrella.













答:どちらも正解ですが、伝える意味は異なります。


今回は今週スタートの英語セミナーの中から「冠詞」を取り上げます。


どうして英語では athe を使うのか? 


日本語には冠詞がないので、日本人学習者にとって英語の冠詞は厄介に思えますが、この athe は英語という言語の中では重要な存在なのです。


これを理解するためには文化的背景をまず理解する必要があります。


英語はローコンテクスト文化の言語。それに対して、日本語はハイコンテクスト文化の言語。コンテクストとは「文化背景」「文脈」「共通知識」「価値観」などのことです。


【日本語はハイコンテクスト文化】


ハイコンテクスト文化とは「文化背景」「文脈」「共通知識」「価値観」などの共有性が高い(ハイ)文化のことです。日本語は伝える努力やスキルがなくても、お互いに相手の意図を察しあうことで、なんとなく通じてしまう言語。だから、ツーカー言語などと呼ばれるのです。


ハイコンテクスト文化では、聞き手がすべてを推察すべきとされ「言わずともわかる」が前提にあります。


【英語はローコンテクスト文化】


ローコンテクスト文化とは、簡単に言うと「文化背景」「文脈」「共通知識」「価値観」などに依存せず、あくまでも言語によるコミュニケーションを図ろうとする文化のことです。


ローコンテクスト文化では、わからないことは質問する。言葉ではっきり言わないとわからない。


だから、英語では冠詞 a や the を使って、話し手が言葉ですべてを伝えようとするのです。


例えば、日本語で「今朝、リンゴを食べた」と言った場合、話し手は今朝食べたリンゴを特定したり、しなかったりする必要はありません。ハイコンテクストの日本語では、わざわざリンゴを特定する必要がないのです。


これがローコンテクストの英語ではそうはいきません。今朝食べたリンゴを特定したり、しなかったりと区別する必要があるのです。


ロー/ハイコンテクストに関しては、4年ほど前の記事ですが、→ ローコンテクスト vs. ハイコンテクスト も参照ください。



a(an) / the のルールは至ってシンプルな判断基準です。


a/an を使うときは、初めて話題にのぼる「人」または「モノ」を、聞き手(読み手)がその表している「人」または「モノ」を特定できないと話し手(書き手)が判断したとき。それに対して、the を使うときは、ある名詞が何を指しているか自動的に聞き手(読み手)が特定できると話し手(書き手)が判断したときです。


この判断基準から問題文を考えてみましょう。


1) Just in case, bring an umbrella.


話し手が an umbrella と an を使うときは、話し手と聞き手の間で傘を特定できないと判断しているからです。おそらく、聞き手の家には傘が複数本あるから「その中からどれでもいいから1本傘を持ってくること」という意味です。


2) Just in case, bring the umbrella.


the umbrella と the を使うときは、話し手と聞き手の間で傘を特定できると判断しているからです。だから、この場合は、「例のあの傘を持ってくること」というような意味合いになるのです。これは話し手と聞き手の間で特定できる傘だからです。


先に述べたように、英語はローコンテクスト、言葉ですべてを伝えようとする言語。だから、細かいようですが、 話し手は athe を用いて「どれでもいいから1本の傘」なのか、または、話し手と聞き手が特定できる「例のあの傘」なのかを聞き手がわかるように伝えなければならないのです。


ハイコンテクストの日本語を使う私たちには面倒に感じることかもしれませんが、ここをきちんと理解して英語という言語の本質を理解していきましょう。


ルールは至ってシンプル、本質も理解できるのに、どうして冠詞を自由に使えないの?


その理由はシンプルで、私たち日本語を母語とする学習者の頭の中にはこの概念がないからです。つまり、冠詞の思考回路が頭の中にないからです。


英語の冠詞を自由自在に操るためには、頭の中にこの思考回路を構築しなければならないのです。


今週から始まるバンクーバー発、オンライン英語セミナーではこの思考回路を作る練習をしていきます。この思考回路作り、冠詞を身につけるためには、これが一番重要な作業なのです。


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発行者 小栗 聡 

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最終更新日  2023年09月06日 05時24分51秒
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