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テーマ:今日 何飲んだ?(925)
カテゴリ:▼ドイツカルチャー?▲
サンフランシスコは東京ほど寒くない。寒いっと思った日でも必ず一人はビーサンで歩いてる人を見かけるし、お日様がさすととたんにノースリーブの人が続出する。でもロスやサンディエゴに比べるとやっぱり寒い。特に夏は霧が出て寒い。。。。
この週末はやや寒かったので、義父からもらった"Feuerzangenbowle"セットが大活躍した。おとーさんはおしゃれな人で、機会があるとなんか変わったものをドイツから送ってくれる。で、このフォイヤーツァンゲンボウルというのは、ドイツの1944年の同名映画を基にしている飲み物で、クリスマスになるとドイツの家庭で飲まれることが多い。 オーストリアで初めての極寒体験をした私は、寒くなったら体がPunsch (ドイツでは Glueweinって呼ばれてます)を求めるのだけれど、このフォイヤーツァンゲンボウレはそのアルコール度をさらに高めた無茶寒い日のための特別な一品。 用意するもの:一人分 赤ワイングラス1杯 アルコール度50%以上のラム大匙5 角砂糖2個 オレンジとレモンの皮少々 シナモンスティックもしくはシナモンパウダー(お好みで) ネルケン(丁子)少々 ![]() 1、まずは赤ワインとオレンジ、レモンの皮、丁子、シナモンをなべに入れて弱火でいい香りがしてくるまで煮ます。 2、香りが移った赤ワインを皮とか要らないものを除くために茶漉しでこして、耐熱性のグラスに移します。 3、グラスの上にフォークを横わたしにして、その上にラムをたっぷり含ませた角砂糖をおきます。 4、角砂糖に火をつけます。 5、火が消えて、砂糖が溶けて沈んだらかき混ぜて出来上がり。 ラムに火をつけるというところが特別感があって楽しい。でも火事にならないようにちゃんと角砂糖はラムに浸してから火をつけて、くれぐれも直接ビンからかけないように。後ビンのふたは閉めて火から遠ざけましょう。うちはカウンターテーブルの上で小火事になりました。 柑橘類とスパイスのにおいでそれだけでも幸せなのに、その上キャラメルのにおいまで加わった、すごくおいしい赤いきれいな飲み物ができます。普通に売ってるラムは35%とかで、それだと火がつかないのでだめなんです。うちではBacardiの151という75%のやつを使ったので1杯飲んだだけでそれはそれは体が温まりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 11, 2006 11:49:30 PM
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