[日本はえらい]の記事一覧 | 国際結婚、暮らすなら第3国で！外人同士のサンフランシスコ日記

居酒屋、ラーメンを求めてロサンゼルスまで

2004年まで夫はロサンゼルスのマリーナデルレイという世界一大きなヨットハーバーのすぐ目の前に住んでいたのですが、私の「ロスにいるかぎりは一緒にすまない」の脅しが効いたのか、サンフランシスコに引っ越しました。だって、ロスったら超車社会で何するにも遠いし、なんかうそっぽいんだもん。その点サンフランシスコは狭いところに色々な人々が肩を寄せ合って生きている実感があって、私にとってはすごく居心地がいいです。でも夏が寒いのが玉に瑕...。というわけで1年に2回くらい、暑さが恋しくなるとふらっと週末にロサンゼルスまで飛んで、和食を食べて、海辺でごろごろして太陽を充電してサンフランシスコに戻ります。今回も金曜日の夜8時のフライトでロスに飛び、日曜日の夜9時のフライトで戻ってきました。早速ついて、お気に入りの居酒屋『夢舎 Musha』のあるトーランスまで空港から直接車でひとっ走り。ラストオーダーも11時30なので、金曜の夜のフライトでも十分楽しめます。系列店がサンタモニカにもありますが、そちらは日本人客が少ないのでなんとなく量は多いような気がするけれど、でもなにかが物足りないと（夫いわく。。）外人客にも大人気。以前に夫の姉夫婦と来たときもすごく喜んでいました。東京にも代々木上原や青山などに系列店の『我や　Gaya』があるようです。まずは懐かしい鯖をバーナーであぶってもらいます。少し量が減った？魚があまり好きでない夫には、とりあえず鳥系を与えておく。ちなみにやつは鴨がすき。皮がぱりっぱりで中はジューシーな　鶏柚子胡椒焼　と　あぶらののったマグロのカマ　夫の話も聞かず、写真を撮ってもらっているにもかかわらず夢中で食べる！日本酒も飲んじゃった。上善水如。日系ハーフのお兄ちゃんにロック？ときかれて唖然としたけど、ちゃんと冷酒のガラスの杯と徳利を砕いた氷が入った器に入れて持ってきてくれました。お絞りとかお茶が出るのもものすごくうれしい。日本って最高！とカリフォルニアにいながら日本の食文化とサービス文化を堪能しました。

アメリカの牡蛎はいけてないよぅ

久しぶりによく晴れたので、散歩がてらフェリービルディングに行きました。ここはフェリー乗り場というだけでなく、おしゃれなエスニック、シーフードレストランやオーガニック系のマーケットがあり、いわば『オトナのためのフィッシャーマンズワーフ』です。でも、たっかいけどね。ファーマーズマーケットとかもやっているけど、あれも割高だし、遠くから眺めてめでるだけで結構。普段サンフランシスコで生活していると「牡蛎食べたい」なんて思いもよらないというか、別にサンフランシスコで食べなくともなあと思ってしまうのですが、このフェリービルディングにくるとオイスターバーや、キャビアバーが並んでいるので別世界に来たようです。確かに観光とか出張できたら、こういうところに来て、これがサンフランシスコのイメージなんだろうなあと納得しました。でも～、牡蛎は日本で食べたほうが絶対安いしおいしい。。。夏の大きないわがきをぶりぶり食べたい。こっちで食べられているのは日本の真牡蛎よりも小さくて味もパッとしないやつばかりで本当に毎回腹が立つというかお財布が痛いというか涙がにじみます。これで一個300円ですかぁ～というちいささです。しかも海の味がしないんだなあ。。。すごい洗っちゃってるのか何か知らないけどちっとも潮の味がしませんねん。確かに大腸菌とか怖いけど、そこまで洗ったら風味が、、、まあ変なソースとか、下手したらケチャップかけて食べるからこっちの田舎から出てきたアメリカ人観光客には関係ないんだろうけど。的矢とかで無菌で養殖したやつたべれる日本がうらやましい！フランスで出回っている牡蛎も、70年代にフランスの牡蛎が全滅しかけた時に日本の真牡蛎の稚貝をフランスまで送り、危機を救ったという話もあるらしい。ちなみに本まで出ているみたいです。『フランスを救った日本の牡蠣―もっともっとフランスが好きになる本　山本紀久雄 (著)　』微妙な産地の違いで味や形もちょっとづつ違うけど、でもフランスで食べた牡蛎はどれもおいしいと思ったのは私が日本で牡蛎を食べて育ったからなのかもしれません。お腹が空いていたけれど、オイスターバーはそんな弱った体には怖いのでパスして、Slanted Doorにいきました。　は港を見ながらお食事できるし、ソースなどがとても繊細でおいしいので、いつも満席です。予約は1ヶ月前から入れないと無理。ビルクリントンとかここが好きらしい。予約がとれなくてもランチは並べば大丈夫だし、軽くアペタイザーのみをラウンジエリアで食べるってのも逆に量的には日本人にはちょうどいいかもしれません。今日は天気がよかったので、Ｇａｂｉちゃんと散歩がてらフェリービルディングへ行き、ついたらすっかりのどが渇いてしまったのでこのスレンテッドドアのラウンジでグラスの白をいただきました。ちょうど5時過ぎだったので、まだディナー客は入れていなく、5時30少し前からディナーに来るお客達でラウンジもいっぱいになってしまい落ち着かずに退散。ゆっくりお茶や、ワインと牡蛎なんて気分の時にはランチとディナーの合間の3時から5時を狙っていったほうがいいでしょう。

母の日に自分の食べたい物を...

母の日のお祝いに何か甘いものを贈ろうと、前から食べたかった抹茶ミルク大福、凍もち、ティラミスジャポネーゼのセットを発注しちゃいました。　　　　　　　　　　　　父の日にはタラバガニ、母の日には和菓子と決まっているのですが、海外に暮らす今、自分はおこぼれに与れないのを承知しながら、やっぱり自分の食べたい物を注文して、『おいしかったよ～』との報告にキーキー悔しがる私。なぜか海外にいると、抹茶アイスが食べたくなります。ドイツにいたときは抹茶アイス食べたさにアムステルダムまで飛んで、日系ホテルの売店でかって食べた記憶があります。幸いサンフランシスコではTrader Joes とかのおしゃれなスーパーやジャパンタウンに『プチ抹茶雪見大福』みたいなのが売っているので、あまり食べたいという発作がおきません。でもおいしい粒餡の求肥入りどらやきとかたべたいな～。

お土産にはヨックモックを！

今日は日本から友達が遊びにやってきました。モントリオール出張の帰りがけに１週間サンフランシスコにもよってくれて、のんびりすごす予定。（飲んだくれるという説も）で、お土産に日本から頼んだのがヨックモックのシガール＋正方形のお菓子梅酒（ブランデーのやつ）で、気を利かせて柴漬けとおせんべももってきてくれました。ヨックモックは小さいときから何かと食べていたお菓子なので東京を離れると特に食べたくなってしまう物のひとつ。シガールだけは名前覚えられるんだけど、実は正方形のチョコのやつのほうがもっと好き。名前が分からないので、特徴を言ってすぐにいってわかる人にしか頼めないのが難点。昔から変わらないあの缶、特に張ってあるセロハンテープが好き！なんか他のテープとは違う感触なのです。おじいちゃんがよくくるくる丸めて再利用していたな～と思い出します。おじいちゃん、おばあちゃんの家は同じ吉祥寺で、駅の近くだったので、親戚やご近所が常にお菓子をお持たせして遊びに来ていたので、ヨックモックのお菓子は頻出アイテムでした。久しぶりの故郷のお味！おいしかった～。

日本からの欲しいものリスト

今日は彼が朝の便でシカゴに出張。また日曜日なのに一人でお留守番かと思いきや、入れ替わりで同じ時間帯のフライトで日本から元会社の同期の子達が到着したので、すっかり女3人の楽しい一日になっちゃいました。日本からほしいものある？ときかれてもいつもあまり考えたことがなかったので即答できてなかったのですが、今回はずばりマシェリのコンディショナーをお願いしました。プールに週2回行っているとさすがに髪がぱさつきやすくなってきたので、後はマシェリ頼みです。コンディショナーだけ頼んだつもりがシャンプーもオイルも持ってきてくれた！さすが、頼りになるなー。他は欲を抑えて生きているので本当に欲しいものが思い浮かばない。。。でも今日もらってみて嬉しかったのは、地方のうまいもの系！生もの忍ばせてきてくれるなんて最高です！佐賀のトラ焼き　宗歓新潟しっとりもち　柳都あとこだわり百選自然派こんぶ茶もいただきました。カリフォルニアにいながらおとりよせ気分！そんな素敵なこだわり派のお嬢さん二人なので、今日のフィルモアストリートでのお買い物もじっくり選んで買っていました。手にとって見るのはいいけど、匂いとかかぎすぎ！あいにく夜までざ-ざー雨が降り続いたので、夕飯は車のとめやすいところで、アジア食じゃなくて、シーフードが食べられる（特に牡蛎ね）ということでＢａｃａｒにしました。ロブスター＋トリュフのスープとアーティチョークのグリルがおいしかった。牡蛎はいつの間にか他のメニューに押されて食べたいランクが下がり、3人で1個ずつしか食べなかった。ここはワインのセレクションも多くて、ジャズの生演奏もあるのでお気に入り。なんと言っても車がとめやすいロケーション＋広いので予約なくても何とかしてくれることが多い点が魅力。久しぶりに花の独身気分！ちょっとあの生活っぷりを懐かしく思い出してみた。ごめんよ、夫。

日本の自慢できるところ

アメリカは極端に国民の休日が少ない。ドイツもオーストリアも多くなかったから、日本がずば抜けて多い国なのかもしれません。懐かしい。。。いい国だ。これは事あるごとに外国人の友達に自慢しています。かなりうらやましがられます。海の日とかどうでもよさそうなのが全国的に休みなのが信じられないみたいです。盆、正月もあるし。データブック国際労働比較2005を見ると各国の祝日日数は　日　15日仏　11日米　10日英　 8日独　 8日でも一見登録されている祝日が多くても、アメリカとか、ドイツは州ごとによってとったりとらなかったりで全国的に休みにならないので、数のまやかしですね。アメリカはプレジデンツデーの週末ということで、学校とか会社とか月曜日まで連休というところも多い、にもかかわらず彼のオフィスでは「世界一有給休暇長い+消化率高いドイツ」資本にもかかわらず休日扱いじゃない。祝日が休みじゃない代わりにいつでも取れるフローティングホリデーというのが有給休暇以外に1年間に3日だけ与えられていて、祝日でみんなが休むときにとってもよし、ほかの日にとってもよし。まとまった休みを取りやすいような配慮なのでしょうか。でもうちでは年末に消化してないことに気がついてあわててとること多いです。有給休暇日数はさすがにドイツ資本なので、アメリカ資本と比べたら多いです。アメリカ企業って平均的には9.3日で、勤続長くてもあまり増えない。しかもドイツとかと違って病欠は有給消化になります。有給の消化率は日本よりは高いみたいですね。でも実感としてはアメリカ人のほうが休んでないなと感じるのです。私も一昨年までは彼と同じ会社のドイツと日本のオフィスで働いたので、つい比べてしまうけど本当にアメリカ特にシリコンバレーでは皆さん朝もはよからよく働きます。海外、東海岸に比べると何時間も出遅れてるので、時差をカバーするためにみんな早起きです。あのドイツのぬるい仕事っぷりを見たらアメリカの人たちはどう思うんでしょうね。金曜日の午後は外でアイス食べて3時くらいに帰っちゃう人多いし。むむむ、やはりドイツに住むべきか。