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2011年04月27日
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こんにちは。『産後白書2』スタッフの吉森福子です。

『産後白書2』の完成と同時に震災が起こり、しばらくの間はただ茫然としていました。

「地震前」と「地震後」の暮らしが、全く別のものに思えて。

でも地震から1か月半たった今、『産後白書2』で取り上げたテーマは、「地震後」の暮らしにこそ重要なものだったのだと再認識しています。

「子育てしながらはたらくこと」「パートナーシップ」「社会との新たな関わり」…。

『産後白書2』で取り上げたテーマはどれも、「子どもを持った女性が、人とどう関わりつながっていくか」ということ。

子どもを産んでも、仕事を通して人と関わること。夫とより分かりあうこと。子育てを通して地域と関わっていくこと。

私が原稿をまとめた西本則子さんのインタビューの中で「“出会い”“つながり”は、人生の資産」という言葉がありました。

このことはまさに、震災で多くの人が実感したことではないでしょうか。

もちろん人間関係は単なる保険ではありませんが、「出会い」「つながり」は人生を豊かにし、さらに非常時にもお互いの力になるものだと思います。

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そしてもう1点、「はたらく」ということについて。

『産後白書2』は、メインテーマが「子育てしながらはたらくこと」と銘打っているため、「私には関係ない」と思ってしまう専業主婦の方もいるかもしれません。

でも、「はたらく」って、「子どもを保育園に入れて正社員でバリバリ」だけじゃない。

(かく言う私自身、健康上その他の理由で、現在かなり専業主婦に近い生活ですし)

「はたらく」ということは、そんなに狭い意味のものではないと思うんです。

今は専業主婦でも、そのうち働きたくなるかもしれない、働く必要が出てくるかもしれない。

逆に、正社員で働いていた人でも、ちょっと立ち止まって人生を見つめ直したくなることもあるかもしれない。

子どもが大きくなったら働こうと思っていたけど、仕事より社会貢献活動に興味が出てきた…などなど。

自分にとっての「はたらく」には、いろんな答えがあります。

『産後白書2』は、その答えを探していくうえでのヒントに、きっとなっていくはずだと思います。

(吉森福子)





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最終更新日  2011年04月28日 01時28分40秒
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