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テーマ:中学生ママの日記(17619)
カテゴリ:一太郎
もともと短距離が得意で、体育祭では学年対抗と色別対抗などいくつかのリレーに出るほどだが、長距離は苦手な一太郎。
それでも1年の時は16位、2年では26位と、約70人ほどの中だけれどもまあまあの成績だった。 だが、野球部を引退してからというもの、運動らしい運動は何もしていない受験生。 ロードレースが苦痛で仕方ないらしかった。 調子はどうだと聞いても、「ムリ~」「なんでロードレースなんてやんだよ~」とネガティブ発言ばかり(-_-;) そこで、少しでもやる気を出させるために、『25位に入ったら3000円の金一封を授与する』と宣言した。 学校行事で子どもにお金なんて・・・と思う方ももちろんいらっしゃると思う。 私もどちらかというとそういうタイプだったのだが、最近ちょっとそれが変化。 『がんばったんだからご褒美あってもいいじゃん!それがお金でも!』と思うようになった。 毎日イライラしながらもがんばってるんだから、たまにコンビニでスタバのカフェラテ買ってもいいじゃん!! ていうような(←自分かよ!) やっぱさ~、目標とか目的とかご褒美とかって、動機は不純でもやる気がでるでしょう? 今のところ、一太郎が欲しいものはたぶん現金なので・・・(ちょこちょこ買い食い用) それに、目の前ににんじんがぶら下がってるんだから少しはがんばるんじゃないかと。 私は、一太郎の忙しい毎日を「がんばってるなあ」と思ってるし、本当は褒めてやりたいし、ちょっとぐらい「ラッキー♪」って思う事があってもいいと思う。 金額の3000円は、一太郎のお小遣いの一か月分。 多いかな、とも思うけれど、塾や模擬テストに忙しい一太郎、飲み物を買ったりおやつを買ったり、友達とマックに行くこともあるし、ちょこちょこと必要かな、とこれぐらい渡している。 「ええ~、25位かあ。ムリだよ~」と言いながらも、なんとなくイケそうな雰囲気の一太郎。 25位は、今のままでは難しいけれど、ちょっと頑張って本気出せば届かない順位ではないと予想。 でもまあ、まあ30位ぐらいでも1000円ぐらいは出してもいいかな、と思っていた。 たとえ3000円のためでもいいよ。ちょっとだけ頑張ってほしいんだよ。 一太郎に賞金出して二太郎に出さないわけにはいかないのだけれど、やつは長距離ランナー目指しているので、25位はたぶん入るだろうと予測。 賞金は、中1でお小遣い1000円だから1000円。 そして、気持ちよく晴れた空の下行われたロードレース大会。 なんと、二太郎は一年生男子で7位入賞 すごい~ 男子の数が約70人として、二太郎の7位はすごいじゃん 一方の一太郎は、残念ながら41位。 ゴールしてきたときのヤツの表情や疲れ具合から、「もうちょっとイケたんじゃないの?」と思う。 「41位残念だったねえ」と言うと「いやあ~、ムリだよ~。まあこんなもんでしょ」と言っていた。 ・・・さて、ここから。 二太郎はもちろん1000円は約束だが、「すげーじゃん!頑張ったなあ!」と感動したとうちゃんが1000円上乗せしてくれ、結局2000円ゲットとなった。 それを知った一太郎、突然 「ねえお母さん、40位でもいいじゃん!」と言い出したのだ。 は? イミガワカリマセン ┐(´_ゝ`)┌ワット? 「がんばったんだから40位でもいいじゃんか!」 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ・・・な、なんと・・・ あんた自分で何言ってるかわかってんのっ?! しかもなんで逆切れ口調?! あのねえ!41位っつったら後ろから数えた方が早いんじゃんか! 約束は25位でしょうが! 41位はしょうがないとか自分で言ってたじゃんか! そんで二太郎がお金もらったら急にうらやましくなったわけでしょ! そんでよくもまあがんばったから金よこせとか言えるね!! アホか! あんた自分がどんだけ恥ずかしいこと言ってるか分かってんの?! 自分の負けは負けで認めろよ! 情けねえこと言ってんじゃねえよっ!! 私のあまりの剣幕に驚いた一太郎、いつもの「じゃあいいよ。どうせ俺なんかさ、足も遅いしさ、〇?△□・・・・」というセリフをブツブツつぶやきながら階段をのぼり、自分の部屋のドアを大きな音を立てて閉めた。 「家を壊す気がっ!」 と追っかけて怒鳴り散らすばなちょこ。 もうね、もうね、何度も言うようだけど、その発言が情けなくて情けなくて、がっかりを通り越して今度は人として嫌いだよっ!!と叫びそうになったよ。 二太郎の事をうらやましがるのはそりゃそうだろうと思うよ。 だけどさ、相手の様子を見て急に態度を変えて自分が損したみたいに言うのってどうよ。 おまえは花咲かじいさんとか舌きりスズメとかおむすびころりんとかのとなりのじじいと同等だよっ!! p(´⌒`。q)グスン とうちゃんには「お前は『人として』的な部分に厳しすぎる」と言われるけれど、そうかなあ。 でも、我慢ならんのだよ・・・ この場合、ばなちょこ的な正解範囲内的な態度の一例としては・・・ 「いいなあ、二太郎。二千円ももらったのかよ~。ちぇえ~、オレ41位だったもんな~。仕方ねえか~。でも今日は久しぶり真剣に走ったから疲れたよ~。アイスかなんかない~?」 とくれば 「しょうがないなあ~。好きなアイス買っといで。ファミチキも買っていいよ。」 と500円を渡すね。 うまくやれよ、一太郎・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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