三太郎物語～泣いて笑ってケンカして～

そんなこんなの週末、またしても一太郎の担任から電話が

「すいません先生・・・今度は何をやらかしましたでしょうか・・・」

もうね、最近では先に謝っちゃいますよ(-_-;)

「いやいや、まあそうおっしゃらなくても。実はですね、今日はうれしいお知らせです」

あら、うれしいお知らせ？何かしら？！

「一太郎君、『税の標語』（夏休みの宿題だった）で、最優秀賞を取ったんですよそれで、月曜日の全校朝礼で表彰されます僕もうれしくて、先にお母さんにお知らせしようと思いまして。」

一太郎が一年生の時に新任でいきなり担任で、しかも野球部副顧問のＷ先生は、ダメダメ一太郎の事をとても気にしてくれている、本当にありがたい存在。

ああ～せんせえ～
あたしたちの努力がついに実を結んだんですね～(ﾉ)´∀｀(ヾ)おぉ♪

という気持ちもあったけれど、もっと切実な問題が。

「先生、それって内申点プラスになります？」

「あっ。いえ、あの、すいません、中学校ではなりませんが、高校へのアピールポイントになりますので大きいですよ」

うう。ありがとうございます(´；ω；｀)ｳｯ・・


そして今日月曜日、ロードレースで7位入賞した二太郎と、税の標語で最優秀賞（この地区の間税会でだけど）を受賞した一太郎が全校朝礼で校長先生から賞状を受け取ったのだ。

私はお祝いにケーキを買い、夕ご飯はステーキを焼き、「それすげーじゃん！」と感動したとうちゃんは金一封（3000円）を授与。

私も、すごいじゃん、やったじゃん、やっとあんたの時代が来たね！（？）と褒めちぎった。

「いやいやいや、まさか最優秀賞とはね。」と嬉しそうな一太郎。


そう。

私はずっと、一太郎を褒めたかったんだ。

あんただってがんばってるんだよね、って。